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「だって、それでとしくんと知り合ったんだもん。」
って、澪ちゃんはしれっと言うから、なんかもう、ただただ驚いてた。
宮田先輩はすぐに、ベランダ越しに部屋に戻って行き、
そのベランダを覗き込んでみたら、ベランダを遮る仕切り板が破られていて、ますます驚いた。
「それね、蹴り破ったんだよ。」
なんて、澪ちゃんは笑顔で言うから、ますます感心する。
「それより、Aちゃんの結婚の話だよ！！」
澪ちゃんに手を引かれて、元の席に戻らされて、そこから尋問開始。
「なんか前に聞いた時は、道ならぬ恋みたいなのしてるって言ってなかった？」
なんて聞かれて、
「言ってないよ、そんなこと！」
って否定するけど、２人は疑いの眼差し。
「だって、普通の『彼氏』とはちょっと違うって言ってたし。
だいぶ年上なんだよね？」
「だいぶじゃないよ。
６歳だよ。」
そう言ったら、２人とも無言で驚いてるし。
「６歳って、彼氏…じゃなくて、旦那さんは何歳？」
「誕生日が来ちゃったから、今は７歳上で、２６？」
その後も、２人からずっと質問を受け続ける。
「どこで知り合ったの？」
「何してる人？」
「何で結婚？」
でも詳しくは言えないから、ほとんどが曖昧にしか答えられなくて。
「Aちゃん、謎が多すぎるよ！」
とか、
「１９で結婚とか。
Aちゃんが人妻っていうのが、もう、信じられないんだけど！」
とか、言われ放題で。
でも、２人に話せたことが、私にとってかなりの解放感っていうか…。
胸につかえてた罪悪感みたいなのが、消えた、みたいな。
相手が先生って言えないことが、まだまだもどかしいんだけど。
「でも、私が結婚してるってことは、２人だけの秘密にしてほしいんだ。」
そう言ったら、２人とも、
「え？としくんにも？」
「裕太くんにも？」
って言うから、仕方なく、
「いいけど、絶対口外しないようにしてください。」
そう念押ししてみたけど。
やっぱり、こういう話は、彼氏と共有したいんだね、みんな。
私も、澪ちゃんと宮田先輩が隣同士の部屋に住んでたこと、帰ったら先生に言いたくて、仕方ないもん。
夜の９時頃まで、３人できゃっきゃっ遊んでたら、先生からメールが入る。
[近くまで迎えに来たから、早く帰って来い。]
先生がお迎え！？
今までそんなことあったっけ？
「ごめん、近くに迎えに来てくれてるらしいから、帰るね。」
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りた(プロフ) - おかピーさん» 横尾先生にヤキモチ妬かせてみたよー♪ちょっとー、おかピーちゃんにおすすめのTwitter botがあるよ♪横尾さんがひたすら言葉攻めしてくれるという……w早速、私、フォローしたし！って、全然関係ない話になっちゃった(≧∇≦*) (2016年4月11日 17時) (
レス) id: ba720923d0 (このIDを非表示/違反報告)
おかピー(プロフ) - おこんばんわ(^o^) 横尾先生でもヤキモチやくのね！カワイイなぁ♪オレさまキャラから溺愛キャラにかわってきてる？横尾先生に"オレだけみてろ"と言われたいBBAです (2016年4月11日 0時) (レス) id: 169455cdec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わかめ
| 作成日時：2016年2月24日 17時
