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｢へ、…や、やだ、こわいっ、こわい！｣
｢30秒、それで俺をイかせれたら止めてあげる…
いくよ？ いーち、にー、さーん、しーぃ、ごー｣
｢や、らっ、！ん、んぅ、あ、ひっ、は｣
熱い息、軋むベッド
｢っ、じゅう、ご、じゅうろく、｣
｢あっ、あぁっ、い、って、せんせぇ！｣
痛い程に力が加わった細い指が肩にめり込む
｢にじゅさんっ、にじゅし、｣
｢やらぁっ！やぁっ、い、ってよお！いってぇ！！｣
｢は、っ…にじゅはち、にじゅうきゅうっ｣
｢やぁあﾞあああああああっ｣
悲鳴を上げた彼のは手元のピアスを白く濁し、
最後に搾り取られた俺を受け止めて波打つ
｢はぁ、っ…よかったね、成功だよ｣
｢せ、んせ、どしよ…せんせい、もっとちょうだ、い｣
濡れた目で乞う彼に笑って、
どろどろになったピアスを口に含み、合わせて渡す
｢んっ、ぅあ…っぐ、｣
｢っ、ふぅ… また今度ね｣
ずるっと、抜け出てティッシュで拭いて
身なりを整えると腰に回った腕
口端からピアスがほろりと落ちた
｢やだっ、おれ、もう先生じゃなきゃ、もう！やだぁ、せんせいっ、｣
｢早く服着て？ 帰ってきちゃうから…あぁ、でも｣
余韻を残して湿り気がある胸の尖りに触れる
｢薄ピンクに、シルバー…映えそうだね、
なんか綺麗で…触れたくなっちゃうかも｣
緩んだ腕を剥がし、ネクタイを結び直して
手櫛で髪を整える
｢…じゃあ、お大事に｣
甘くも、独特の香りの部屋を去って、
何事もないよう廊下を進む
｢もう悪い事はしないって決めたのになぁ｣
暴かれた背中と共に、
眠らせていた自分が顔を出す
｢まぁ、なんとかなるか｣
お互いの秘密を握ったんだから、
君と僕は一蓮托生
逃げられないように快感で縛り付けてやる
自信がある、問題ないと。
きっと彼はまたやって来る
胸元にシルバーを揺らし
｢先生 抱いて、｣ と。
fin.
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ていけい(プロフ) - 茶さん» コメントありがとうございます！このやぶひかは愛すべき外道って感じで私も好きなんで嬉しいです！更新頑張りますっ！ (2019年2月10日 18時) (
レス) id: 08359d0c66 (このIDを非表示/違反報告)
茶(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます、どのお話も魅力的でとても面白いです！特に、とくべつじゅぎょう、一味徒党のゲスいやぶひかに捕まっちゃったやまけとがとてもドストライクでした！これからも作品楽しみにしています！ (2019年2月10日 17時) (レス) id: e7387b985b (このIDを非表示/違反報告)
ていけい(プロフ) - まことさん» コメントありがとうございます！続編は迷いどころですが…考えてみます笑 (2019年2月10日 15時) (レス) id: 08359d0c66 (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - 一味徒党ものすごく好みな作品でした！！この後、どうなったのかすごく気になるので、いつか続編出るのを楽しみに待ってます笑笑 (2019年2月10日 2時) (レス) id: 917c761e26 (このIDを非表示/違反報告)
ていけい(プロフ) - りよりゅなさん» コメントありがとうございます！続編書いてみちゃったので宜しければぜひ！笑 (2019年2月10日 1時) (レス) id: 08359d0c66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ていけい | 作成日時：2018年10月26日 0時
