39話By蛍莉 ページ40
アスタside
シエルが酷い！と言った瞬間手を離した。
もう一度言おう、手を離した。
今は敵から攻撃を受けていて避けているなう。
つまり手を離された俺は……
アスタ「いﾞっ……」
もれなく地面とこんにちは☆なわけで、その間にも攻撃は飛んでくるから…。
結論、アスタ氏大ピンチ。
アスタ「え、ああああ！ちょっ、まっ、やめっ！！」
全力で逃げる、そして考える。俺はここで負けるのか、否か。あ、俺だったら負けるかも…
いやいやいや、俺一応勇者だから、こんな所でお役御免とかそんなこと…………有り得る。
アスタ「あ、あれ！？みんな！！何処に……」
助けてもらおうとしてみんなを探せばAやルディは楓ってやつの後に、センとシエルが悪魔っぽいやつの後ろにいた。
あれ、あと1人……と思って隣を見るとA達と一緒にいた人が俺と同じように避けていた。いや、俺は避けれてないから違うか。
ん？これってまさか……
(ルディ 'ω'o[囮頼んだにゃ！]o
あー、そうですよね。
囮、か……。
でもちょっと嬉しかったりする。
だって今まで散々馬鹿にされて頼られることなんてなかったからね！
よっしゃ勇者の本気を見せてやる！！
アスタ「って思ってたらやばいﾀﾋぬ！」
HPバーとかないけどあったとしたらとっくに黄色だろう。あと少しで赤になるような。
まぁまともに避けれてないからね。
……ぁぁあああ！やだああああ！死にたくないいいいいい！
待ってやっぱり誰か助けて！ヘルプミー！
勇者の本気見せてやるとかじゃなくて助けて！
本気見せる前に俺死ぬ！
シエル「おりゃっ！！……ちぇ、避けられた」
悪魔「そんなん避けれるに決まってるでしょ。甘いな〜シエルは。」
あっ攻撃止まった。
隣の人はまだ避けてるけど。
あれ、あの楓って意外と鈍感？隣で後ろから奇襲されてるのに後ろを確認しないって……。
まいっか。そっちのが好都合。だと思う。
アスタ「はぁ、助かった……！」
後はあの楓ってやつだけだな！！
(注 本人はほぼ何もしてません。)
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梨楓 - 面白いです！恐縮ですが、戦闘シーンをもうちょっと分かりやすくして頂けると嬉しいです！本当にすみません！頑張ってください！楽しみにしてます♪ (2016年12月7日 19時) (
レス) id: ec1c8a41f8 (このIDを非表示/違反報告)
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