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11話 Byツバメ@ ページ17

シエルside

シエル「あー、
やっぱり気づいてなかったんだぁ〜
ノーマルちゃん、携帯マップ。見てみなよ。」

A「のっノーマルちゃんって…」

少々イラつきながらマップを開くA。

A「っ?あれっおかしい…此処から
南西方向にお寺なんて無い…?」

シエル「うーん、正確には
表 示 さ れ て い な い
んだけどなぁ〜♪」

A「どういうことですか!
ハッキリ言ってくださいよー!」

シエル「その寺はね、確かにあるんだよ。
でもね!ちょっと変わった面白い寺なんだよ
"人食い寺"って知ってるー?」

A「それ位知ってますよ!あの有名な
おとぎ話でしょう?
えーと確か…その寺に1度でも
足を踏み入れるとまるでお寺に
食べられた様に人がいなくなってしまう…
というお話でしたよね?そのお寺にある池
は深紅色に染まっていて、それが食べられた
人の血。だとか…奇妙なお話です…」

シエル「大正解!その寺はただのおとぎ話
だと思ってたでしょ?でも違うんだよ!
王政が密かに"真実"から"おとぎ話"に
変えちゃったんだぁ〜で、その寺は秘密に
するため、マップにも載ってはいない。
ってことだよ。」

A「マップには載っていないお寺…
って!え"!!えぇ――――っ!!ル、
ルディさん!?センさん!?騙したんですか!?」

ルディ「だーかーらー冗談にゃって〜
シエルも言ってたにゃー?」

A「…っでも…!」

シエル「…ん?アスタとセンは…?」

A「ん?んん!?
あ"ーーーーっ!もしかしてあの
脳内ふわふわ勇者!!もう、ちょっと
ルディさん!?どうするんですか!」

ルディ「独断ではあまり行動するにゃと
言ったんだがにゃ…」

ボソッと口を零す。

シエル「…探しに行こっか!」

わざとらしく、にぱっ。と笑ってみる

A「そうするしかないですね…
ルディさん!シエル!人食い寺に
行きますよ!」

えっ。

ルディ「もちろんだにゃ〜
シエルはどうするのにゃ?」

シエル「仲間の危機だしね!
行くのが当たり前だろ〜?」

A「じゃあ早く行くよ!」

シエル「はぁ〜い」

────────…

出会ったばかりだってのに
仲間を助けに行く。なんてさぁ〜
人間って種族意識が高い生き物なのか…?
────────…

うちの種族じゃ考えらんないなぁ〜w

殺伐、虐殺、殺戮。
それらを誰人構わず行うのが、
うちの種族。

────────闇族だ。

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梨楓 - 面白いです!恐縮ですが、戦闘シーンをもうちょっと分かりやすくして頂けると嬉しいです!本当にすみません!頑張ってください!楽しみにしてます♪ (2016年12月7日 19時) (レス) id: ec1c8a41f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チームRAT x他1人 | 作者ホームページ:http://11  
作成日時:2016年2月8日 16時

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