すべて、まっしろになるから (ページ37)

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Aが1週間以上、学校を休んだ。

最低な彼氏だけどそれでも心配で

香『A、何かあったのかな？』

颯『心配するふりはやめたら？』

あんだけ香織にデレデレだった颯太の香織への当たりが強い。

湧『おい、颯太。香織はAを心配して、、』

颯『お前らどこまで都合いいの？散々、Aを苦しめて。』

颯太は用があるからと帰って行った。

その日の帰り道はやけに静かだった。

星『あ！湧と香織！！』

香『星輝、久しぶりだね。星輝も学校帰り？』

星輝の学校は確か創立記念日で今日休みだったはずと思って会話をそれとなく聞いてた。

星『うんん、病院帰り。』

香『星輝どこか悪いの？』

星『何言ってんの笑Aに着替え届けに行っただけだよ。』

Aに着替えを？え？なんで？

湧『入院してんの？』

星『知らなかった？Aが湧と香織に話したって言ってったけど、』

香『うんん、聞いてない、、』

星『もしかして病気のことも知らない？』

湧『え？病気、』

星輝が明らかに『やべ！』と口を抑えた。

湧『なぁ、どういうこと？Aが病気？教えてくれよ！』