すべて、まっしろになるから (ページ27)

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この祭りの最大のイベント花火大会がもうすぐ始まる影響で祭りも人がさらに溢れてきた。

竜「そろそろ俺らも移動するか。」

「うん。そうだね！！」

人と人がぶつかりながら進んでいく。

「あ、、」

竜「おっと、」

Aちゃんが人とぶつかりよろけ、俺がなんとか受け止めた。

Aちゃんの頭が俺の胸の中にある。

「ありがと。」

竜「どういたしまして、、」

お互い照れちゃって素っ気なくなる。

「深田くんの心臓ちゃんと動いてるね。」

やばい、おそらくめっちゃ早くなってるであろう心臓の鼓動Aちゃんに聞かれた？恥ずかしい、

竜「俺の心臓うるさくなかった？」

「うんん、すごい心地よかった。笑」

そういえばAちゃんとくっついた時にAちゃんの心臓が動いてるのを感じた。

俺とくっついたからドキドキしたのかななんて。

竜「Aちゃんの心臓もちゃんと動いてたよ。」

そういうとAちゃんは少しびっくりしたような顔をした。

「ほんと？ちゃんと元気に動いてた？笑」

竜「元気に動いてたよ。ちゃんと動いてる。」

「そっか笑よかったよかった笑」

ｰｰｰ

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