すべて、まっしろになるから (ページ3)

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湧くんたちと同じ学部、同じコース授業はほとんど一緒。

だけど今の時間はクラス別でAちゃん以外一緒じゃない。

竜「Aちゃんこの答えって？」

「Aに分かるわけないでしょ？笑」

竜「そうでした。Aちゃんはサボり魔でした。笑」

Aちゃんは朝が起きれなくてよく大学をサボってる。

単位が取れるように上手くやってるとか。

【そこうるさい！！川崎！深田！お前らマイナスにするぞ！！】

「ごめんって！！先生静かにするからそれだけは許して！！」

【川崎は来た日くらい真面目にうけろ笑】

「はーい」

前から思ってったんだけどAちゃん先生と仲良すぎじゃない？！

大学の先生ってほんな生徒に干渉しないイメージだったけど。

実際に先生に当てられて『えー分かんないー』で笑って誤魔化してるし。

〈Aよくそれで単位前期取れたよね〜笑〉

「私って運だけはいいから笑実際に危なかったし笑」

誰とでも話せて彼女の周りには常に笑い声が聞こえる。

そんな彼女だから好きになった。

こんな誘いに乗るべきではないと分かっているけど

彼女の隣にいれるだけで幸せを感じてる俺がいる。

ｰｰｰ

久しぶりに彼らの新作

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