すべて、まっしろになるから (ページ19)

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香織side

颯「で？Aの提案になんで乗ったの？」

久しぶりに颯太と2人だけで過ごす休日。

いつもはAと過ごしてたから。

香「Aにあの目をされると断れないから」

Aから湧ちゃんとあの日呼び出されてAは湧ちゃん以外の人と付き合うから2人も付き合ってって。

颯「普通乗らないでしょ？Aはさ、」

香「Aになにも言えないの。私はAに決して許されない罪を犯したから。」

Aから湧ちゃんを取ってしまった。

颯「Aはもう気にしてないよ。多分。」

そんなの分かんないよ。今なにをあの子が思ってるのかそんなのあの子しか分かんないよ。

香「私は許してくれなくてもいい。」

颯「香織、、」

だから私を許してないのに遠くに行かないでっていうのはわがままなのかな。

香『A、ごめん、、、っ』

罪の意識に耐えられなくなった私はAに湧との関係のことを話した。

『香織、湧との関係なかったことにして幼なじみに戻って？、お願い、私から離れて行かないで。』

香『A、本当にっ、ごめん、っ』