すべて、まっしろになるから (ページ39)

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颯太side

颯『ごめんーAの好きなオレンジジュースなかった笑』

2人には帰ってと言ったけど多分、病室の外にいる。

『ねぇ、颯太？湧たちいるんでしょ？』

さっき、窓の外見たら湧と香織が見えたから。

『私は大丈夫だから。笑』

颯『でも、、あの2人はAを苦しめたんだよ？』

皇『分かったよ。笑キツくなったら言って。笑』

皇輝くんだって自分の片割れを傷つけた湧と香織が許せないはずなのに。

皇『入ってきて。』

皇輝くんの言葉で入ってきた2人だけどなにも話さない。ただ申し訳なさそうな顔をしてるだけ。

『星輝の口の軽さを甘く見てたよ。笑あとで叱っとかなきゃね笑』

香『A、ごめん、！！私、湧と、、』

香織がそういうとAの目が潤んでいく。

『全部、変わっちゃった、湧も香織も、私の身体も、、』

『隠すつもりだったなら、、！私がいなくなるまで、隠してよっ、！！』

皇『A、落ち着こ？また苦しくなるよ？』

『私はっ、！変わらないものが欲しかったのにっ、！！私が死ぬまで私の前だけは変わらないで欲しかった、！』