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ラウを寝かしつけたあと1階の診察室に閉じこもる


辰「はい。コーヒー。」


「ありがと。辰哉。」


辰「カウンセリングでなんか違和感でも?」



カルテというノートを見ながら辰哉は聞く。



私のこだわりでカルテは手書きで1冊ごとまとめてある。蓮のカルテなんて何十冊もある。



「バレてた?笑」



辰「Aの帰りが遅い日はだいたい精神科で油売ってるから笑」



もうそれはAの本能だから俺は止めれないこと分かってるから



辰「お前が元気ならそれでいいんだ、」



「蓮が自立したいって理由が少し気になっていてね。」



辰「お姉さんが結婚するだけじゃないってこと?」



蓮を長年担当してきたからなんかそれだけじゃない気がするの。



「でもそれは元太の仕事だし、、」



辰「A、元太に引き継ぐこと急いでる?Aは蓮の担当医なんだよ?」



「そりゃ急ぐよ。私はもう長くないんだよ??」



辰「A、その話は、」



「辰哉なら分かるでしょ?再発してからの生存率と治療が上手く行ってないこと。松倉くんからも言われたんでしょ?」



「辰哉には迷惑かけてること分かってる。ここを続けてるせいで辰哉のキャリアを邪魔してることも。」


ーーー

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作者名:ゆさ | 作成日時:2022年9月20日 22時

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