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「辰哉ありがとう！！」
辰「走るなよ！！」
辰哉に病院まで送ってもらって精神科病棟にそのまま向かう。
なんでそんなに急いでるかというと事の発端は元太からの電話。
元〈今朝、理恵さんが自宅のベランダから転落して今、救命に運ばれてきました！！〉
以前、元太に佐久間さん夫妻になにかあったら教えて欲しいと頼んであった。
元「先輩、、」
元太の近くで廊下のベンチに下を向いて座っている大介さん。
元太の声でやっと私のことに気づいたのか私の方を見た。
大「A先生、ご連絡せずにすいません、、」
「いえ、奥様は？」
大「幸い、植木がクッションの役割をしてくれて命に別状はないみたいです。」
元太からそのことを聞いたけど大介さんの精神状態を確認するために聞いた。
理恵さんが助かったと知って心底、安心したみたいです。
看「佐久間さん、奥様は大丈夫ですので帰っていただいて問題ないですよ。」
夜も遅いし、看護師さんが配慮してくれただろう。
大「…」
依存関係にあるから帰るのは大介さんにとって難しいだろう。
「大介さん、お話よろしければしませんか？」
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2022年9月20日 22時
