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雪「お母さんー今度いつお兄ちゃんいつ帰ってくる？」
〈あなたがそんなこと聞くなんて珍しい、ってか今日の朝お兄ちゃん帰ってくるからって言ったわよ？笑〉
朝は眠過ぎて頭に入ってこないんだってー
〈雪がGENERATIONSにハマったってお兄ちゃん聞いたらお兄ちゃんびっくりするわね笑〉
今までお兄ちゃんのお仕事全く興味なかったものね。
雪「お兄ちゃんのところは絶対に沼らんけど。」
〈お兄ちゃん可哀想笑〉
夕飯までお母さんと話してたら話題に出てたお兄ちゃんが帰ってきた。
〈慎おかえり〜！！ねぇ！聞いて！！雪がね！ついに！〉
そう、私の兄はGENERATIONSの後輩グループのパフォーマーなのだ。
慎「雪が？！GENEさんを？！」
まじでと爆笑している兄。今すぐにぶん殴りたい。
慎「妹が全く興味ないで有名だもんな。メンバーもびっくりだ。」
そうりゃそうだ。
兄のメンバーが実家に来たことがあっても兄の友達だとしか認識してなかった。
〈玲於くんもうちに来たことあるわよ？笑〉
「うそ！！」
え、全然きおくにないんだけどさ！
慎「お前がチビの時だもん。」
うぜぇ。
絶対お兄ちゃんのグループは応援してやんない。
雪「その玲於さんのグループに女の子っていた？」
そういうとお兄ちゃんのスマホを弄る手が止まった。
代わりにお母さんが答える。
〈Aちゃんね〜慎が大尊敬してた先輩だよ〜あの子礼儀正しくてお母さんも好きだったわよ〉
どこに行っちゃったのかしらね〜
雪「お兄ちゃん、私がAさんの居場所知ってるって言ったらどうする？」
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2024年1月8日 23時
