闇だけが教えてくれる強い光 (ページ40)

今日:6 hit、昨日:45 hit、合計:10,164 hit

40 ページ40

･

訳も分からずとりあえず隼が言ったように社長室に行こうとした。

H「お前ら！！」

リハ室に息を切らしたHIROさんがきた。

玲「HIROさんAが、」

玲於がAがグループLINEから退会したことを言おうとした前に

H「Aがいなくなった！！」

HIROさんの左手にはぐしゃぐしゃになった手紙らしきものが握られていた。

H「これ、さっき届いたんだ。」

机に置かれた手紙には

【パパへ

探さないでください。

GENERATIONSを辞めます。

親不孝な娘でごめんなさい。】

龍「やめるって、、」

H「マンションも3日前に解約されたみたいなんだ。」

さっき、確かめに行ってもらったらマンションの部屋の中はなにもなかった。

裕「3日前って、、」

旅行の時にはもうAは俺らの前から消えるつもりだったってこと、？

だって、空港の時に『じゃあ、3日後に』って言って、

隼「そういえばA、またねって言わなかった。」

亜『じゃあ、気をつけて行くんだよ！！』

『分かってるって！！』

亜『じゃあ3日後にね！！またな！』

『うん。バイバイ！！』

以前、Aが酔った時に

『またねって絶対言うようにしてるんだ！またねって言葉ってまた会えるってことを約束してるような気がして好きなんだ。』

小さい頃に両親と永遠の別れを経験しているAのその言葉は重くてずっと覚えてる。

もう俺らに会うつもりはないってこと？

ねぇ、Aどこに行ったの？