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バクステも終わってほんとに終わっちゃった感がすごくて寂しくて泣きそうだ。
最後の曲でちょっと泣きかけたけど誰にもバレてないはず。
樹「失礼します。お疲れ様でした。GENEさん達すごかったです。」
いっちゃんが見に来てくれていて、終演後楽屋に来てくれた。
亜「いっちゃんありがと〜」
樹「あの、姐さん借りれますか？」
隼「いっちゃんもAのガールズめっちゃ好きだったもんな？痺れたっしょ？笑」
めちゃくちゃ痺れました。
龍「うちのお姫様奪わんでよ笑A、いっちゃんがお呼び。」
なんてうるさいメンバーに見送られながらいっちゃんと楽屋の外へ。
「ステージの方行こうか？笑」
いっちゃんは頷いて、ゆっくりとした足取りの私の後ろを着いてきてくれた。
誰もいなくなった客席。数時間前まではここにいっぱいお客さんがいた。
自分たちでここを埋められたんだ。
「やめたくないなぁ、、」
樹「Aさんまさか、」
「もうこれ以上は限界らしい。笑だから今日だけは好きなように踊ったの。」
久しぶりに病気のことを考えずに踊ったな。ほんとに楽しかった。
樹「俺には言って欲しかったです、」
「欲を言えばドームでたくさんの歓声を浴びながらダンサー人生を終えたかったな。笑」
それは究極なわがままで。
「これからもGENEは光り輝くんだよね。」
きっとこれから何回だってドームに行ける。そこに私はいないだけでなにも変わらない。
「いっちゃん、これからもよろしくね。みんなを支えてあげて。」
樹「何言ってるんですか？許しませんよ。Aさんが、、」
「いなくならんよ。余計な心配しないで。笑」
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2024年1月8日 23時
