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？「Aさん！！」
急に立ち上がれなくなった私はパニックになって電話に出てしまい、助けを求めてしまった。
「ごめん、いっちゃん。」
樹「いえ、Aさんが無事でよかったです。」
走ってきたのか肩で息をしているいっちゃん。後輩にこんなことさせて申し訳ない。
「足に力が入んなくてさ。立てなくなったの笑」
樹「え？」
そんなことあるわけないじゃないですか？という顔をしてる。
「あとでちゃんと説明するから肩貸してくれる？」
誰にも言うつもりがなかったけどここで立てないでリハーサルに遅れることの方が嫌だったの。
樹「じゃあ、行きますよ。」
いっちゃんの肩に掴まりながら公園を出る。
こんなことをしないと歩くのがままらなくなる日はすぐそこかもしれない。
樹「Aさん、、今日みたいなことってよくあるんですか？」
「前に1回だけ。リハーサル終わりに起き上がれなくなったことはあるよ。その時はメンバーも一緒だった。
けどまじで身体が動かなくなったなんて誰も思ってないよ。」
今は多分もう元に戻ったから肩貸してくれてありがとね。
玲「いっちゃん。A連れ戻してくれてありがと。」
涼「こいつ、俺らが行くと変に意地張って来ないから助かったわ。笑」
こいつ昔から事務所1の頑固者だから。
亜「お嬢、機嫌直った？」
演出の方も忙しかったよな。ごめん気が回らなくて。
「私もごめん。不貞腐れてプロ失格だ。」
メ「うん、不貞腐れるのは辞めていこうね笑無理だと思うけど笑」
龍「不貞腐れても飛び出していかんといて心配やから。」
「ごめんなさい、」
こいつ気持ち切り替えられたら別人だから許してやって笑
陣「Aも帰ってきたしやるか。」
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2024年1月8日 23時
