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涼「A。」
振り入れが終わって帰る準備していたらボイトレが終わったのかボーカル勢が帰ってきた。
涼「ちょっと話があるんだけど、いい？」
珍しい。涼太くんがそんなこと言うなんて。
いつも大体、私に話があるって言ってお説教するのは龍友くんなのにな。
え、待てよ。お説教されることされてないけど笑
涼「そんなに身構えないでよ笑お説教じゃないから笑」
「だよね笑何、話って？笑」
なんか焦ってるってことはまた酒大量に飲んだな笑
「それは秘密だって笑涼太くんみたいに酒癖は悪くないもん笑」
涼「相変わらず、可愛くないな笑A、今日何できた？笑」
「トレーニングがてら歩いてきたよ笑」
パパが心配だから事務所からできるだけ近くに住んでって言われて、事務所から徒歩30分のマンションに住んでいる。
涼「じゃあ、家まで歩きながら話そ。Aの家からタクシー呼んで帰るから。」
「しょうがないなー笑」
事務所から出て2人で歩く。久しぶりだな。この感じ。
デビューしたてのころよく空き時間に中目黒を2人で散歩していた。
まぁ、散歩に出ても中々、戻らない私の監視役としてだけどさ。
涼「俺の勘違いだったらいいんだけどA、俺らに大事なこと隠してない？」
最近、歩く時にふらつくよね？最近、食べる量も減ったし、ものを落とす回数も多いよね？
「そう？笑気のせいじゃない？笑」
涼「何を言っても無駄か笑昔から口が堅いのは変わらんな笑
10周年で張り切りすぎなのはわかるけどAが倒れたら元も子もないから。その前にSOSを出してな？笑」
「涼太くんは心配性だな。笑私の取り柄は元気だけって涼太くんたちが1番知ってるじゃん笑」
涼「余計な心配だったってあとで笑い話にしてな？笑
色々、落ち着いたらさ3人で飲もうな。」
「当たり前じゃん！いいお酒持ってお祝い行くね。笑」
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2024年1月8日 23時
