闇だけが教えてくれる強い光 (ページ19)

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お酒もいい感じに入って、話は明日にして寝たら？と言われたので一足先に部屋に

「ほんとに変わってないな。」

5歳から15年間使っていた部屋は家を出た時のままで。

H『今日からここがAの部屋だよ。』

『すご〜い！！ここAが使っていいの？！』

H『もちろん。

A、おじさんがお父さん、お母さんの分までおじさんがAを幸せにしてあげる。』

ここに来た日の思い出だけは鮮明に残ってる。

パパには絶対言わないけどこの家の子になれて幸せだな。

H「ただいま。A来てる？」

彩「おかえり。もう子どもたち大喜び。笑」

茜なんてお姉ちゃんお姉ちゃんってベッタリだったわ。笑

H「ライブの感想伝えようって呼び出そうと思ってったからちょうどよかった笑」

もう寝てるから明日にしてあげて？だなんて彩ちゃんいつまで子ども扱いするの？笑

彩「この感じ懐かしいわね笑」

武者修行でクタクタになって帰ってきてパパを待たずに寝落ちするって笑

H「Aがいると落ち着くな。笑」

彩「我が家の長女だもの。当たり前よ。笑」

廊下からパパと彩ちゃんの幸せそうな声が聞こえる。

「できないよ、、」

私の身体はこれからどんどん動かなくなって、なにも出来なくなる。

娘同然によくしてくれた人達にこれから迷惑をかけて生きていくの？

そんなことできない。

私が耐えられない。

私は大切な人たちに何もしてあげれなくて、迷惑をかけていく存在になるの？

「なんでだよ、、」

なんで私はこんな病気になったの？なんで？

身の丈に合わない世界で生きてきた罰なの？

これからの未来はずっと私は孤独だ。

孤独に生きなければならないの。

H「久しぶりに寝顔見るか笑」

彩「寝たばかりだから起きちゃうわよ笑明日ゆっくり話せば？笑」

H「そうだね笑」