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『ありがとうございます！！ここに一生いれるように頑張ります！！』
初めてのホールツアー。
私はそうファンのみなさんに約束した。
頭を上げるとたくさんの拍手に包まれた。周りを見ると大好きなメンバーたちが笑っていた。
初めてこのグループにいていいよってみんなから認められた気がした。
亜「何、思い出に浸ってんの？笑」
もうすぐ、本番始まるよ？と私の隣に腰をかけた亜嵐くん。
「ホールツアーの時のこと。それまで怖かったステージが一気に楽しいものに変わったこと。」
それまではアンチがたくさんいて、私を見る目が全部敵だと思っていた。
亜「アンチが多くて辞めたいって呟いてたAちゃんが今じゃ、誰よりも黄色い歓声を浴びてる。」
「亜嵐くんのおかげだよ。あの時守ってくれて、欲しい言葉をくれて。今の私がいるのは亜嵐くんがみんなが見捨てないでいてくれたからだよ。」
アンチの多い私に対してずっと寄り添ってくれた。
グループにとってマイナスしかない私をみんなが守ってくれた。
亜「A、ありがとね。ここにいてくれて」
Aのことは今までもこれからも俺らがずっと守っていくからね。
亜『お前さ、周りに男7人もいるから少しくらい頼れよ。1人でウジウジ抱え込むなって。』
頼らなくて、アンチが多くて耐えれなくて辞めたいですなんて許さないからね。
亜「Aがここまで来たのはAの実力だよ。みんなAの凄さにやっと気づいたんだよ。」
「やっぱり、私ってすごいね笑」
亜「すぐ調子乗るとこがムカつくけどそうだよ笑Aってすごいんだよ。」
亜嵐くんって人を乗せる天才だよね。
あの時も亜嵐くんの言葉に救われた。
本人は多分、覚えてないけどさ笑
「いこ笑もう始まる笑」
亜「言ったでしょ？笑Aは人を引き寄せる才能があるって。」
なんだよ。笑覚えてるじゃん笑
「なんかムカつく笑」
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2024年1月8日 23時
