闇だけが教えてくれる強い光 (ページ12)

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裕「それなんの薬、？」

病気が分かってから早1週間。

「あ、これ？ビタミン剤だよ。笑」

メンバーにいや、誰にも病気のことは言えないでいた。

なんて言えばいいか分からない。

龍「さすがにAちゃんも歳には抗えへんか笑いたっ！！」

ペットボトル命中。

大丈夫。私はまだ病人じゃない。

まだここで笑っていられる。

私は病気なんかじゃない。

私はこれからも大好きな場所で踊って生きていく。

「はいーやるよー笑ツアー開始まであんま時間ないんだから。」

メ「さっきまで爆睡してた人が偉そうに言わないでくださいー！！」

玲「なに？すげぇウザイくらい本調子じゃん笑」

玲於ちゃん一言いつも余計なんだよ！！笑

この場所にずっといたい。

ずっとずっと踊っていたい。

まだ時間はあるよね？

病気の進行はゆっくりなはずだからまだまだ踊れるよね？

このまま進行しないで新たな症例になるかもしれない。

「最高なツアーにしようね！！」

涼「何、当たり前なこと言ってるん？笑」

隼「Aなんか絶好調すぎて怖いわ。笑」

この先もきっと私はこの場所にいれる。

それは神様が確約してくれてるはず、絶対大丈夫だから。

お母さん、お父さんどうか私を見守っていてください。