いろんな話がありました (ページ8)

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2度目の別れページ8

消えてしまわないでの番外編

湧side

渡「これ以上は回復は難しいかと、、」

持って半年でしょう。

しょっぴーが俺に頭を下げる。

湧「すいません、分かってったのに涙が止まんないんです、、っ、」

Aと結婚してもうすぐ7年。

Aが心臓の手術を受けてもうすぐ10年。

渡「湧にこんな酷なことは言いたくなかったごめんな？Aを助けられなくてごめん。」

1年前から心臓の機能の低下が見られて今日までずっと入院してた。

湧「Aがいずれ俺や子どもたちを置いて真緒のところに行くことは分かってました、っでもまだ瑛太も6歳で舞なんかまだ2歳なんですよ、っ」

2人の子どもが生まれた時Aは『頑張って生きなきゃね』って笑った。

せめて子どもたちが大人になるまで生きていたい。

Aにとっては大きな目標で叶う確率も低いものだった。

湧「家に連れて帰って、いいですか？せめて最期は子どもたちと過ごさせてやりたい、。」

しょっぴーに散々頭を下げられながらAの病室に向かった。

「そうかー瑛太は黒のランドセルがいいのかー」

舞「まいも！！！」

瑛「まいは赤ちゃんだからダメなの！！」

舞「まぁま〜」

「はいはい笑まいおいでー？」

瑛「まいずるい！！」

「瑛太もおいで？笑」

この会話が愛しくて俺は病室の外で泣き崩れた笑