いろんな話がありました (ページ10)

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翔馬side

湧「もうAダメなんだって、、」

俺たち4人湧とAの家に集まった。

湧から『集まって欲しい』とLINEがきたから。

秀「Aは、このこと」

湧「知ってる、、俺隠し事すぐAにバレるから。」

瑛太と舞はリビングの横の和室で寝てた。

湧「お義母さんから瑛太と舞預かろうか？って言われたけど2人がいないとおかしくなりそうで、、2人が寝て一気になんかこう、、」

Aの余命宣告を聞いて、2人の我が子を連れて帰ってきて、ご飯食べさせて、風呂入れて、寝かせて、どんなに荷が重たかったのだろう。

颯「湧、頑張ったね、もう泣いていいんだよ、？Aも子どもたちもここにはいないよ？頑張ったんでしょ、？」

うっちーがそう言うと湧は泣いた。

湧がこんなに泣いてるのは真緒のお葬式以来。

湧「俺、Aがいない世界で瑛太と舞、ちゃんと育てられる？」

Aがいなくなったらあいつらになんて、、

『しょま、この子達がわたしの宝物。かわいいでしょ？』

舞を出産した直後を思い出す。

あの時に戻ればいいのに。

今年の七夕の短冊に

【湧とあの子達がずっと幸せでありますように。】

と妹は書いた。

妹はもうずっと前から覚悟を決めていた。