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星輝side
帰っても頭に浮かぶのはどうしてもAのことで
星「ほんとに帰って来たんだよね。」
皇「信じられないけどあれはAだった。」
前に長瀬たちと幽霊が見える霊能力があったらいいのにねと話していた。
霊能力があったらAが寂しい思いしなくていいからAに会いたいから。
星「Aに会いたすぎて霊能力がついたのかAが本気で心配して成仏出来なかったのか」
皇「間違いなく後者だろ？Aはどこまでもお人好しだから。」
Aはあぁ見えて少年忍者1頭脳派で高校だってもっと偏差値が高いところを目指してた。
でもたまたま入試の日、道でおばあさんがいきなり倒れててAは救急車が着くまで必死におばあさんに声をかけていた。
もちろん入試には間に合わず志望校を受けることが出来なかった。
でもAは必死で合格するために入ったはずなのにAは文句も不満もなにも言わないで
『おばあさんを助けることができてよかった』
と笑った。
自分のことよりも他人を優先してしまう。そんなAだからきっと俺らのこと見るに耐えられなくて戻ってきたんだと思う。
星「なんで病気になったのがAだったんだろうね。」
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2021年7月16日 22時
