ピースとピースが繋がる時

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照side


蘭華を抱き上げて思ったことはあきらかに1年前より軽くなってるし、やせ細ってる。




あんな元気そうに俺に抱きついてきたのにこの子は余命宣告されてるんだなと実感せざる得なかった。



「今日、蘭華、まどかさんからプレイルームに行っていいって言われてるの。パパと言ってきたら？」



Aはすごい。姉ちゃんからAは弱いって聞いてたけど全然俺より強いじゃないか。



だって俺は蘭華を抱っこしているだけで泣きそうなのだから。



蘭「やったーーパパ早く行こうよ！！」



と腕の中で暴れるお嬢さんとプレイルームを訪れた。




看「蘭華ちゃんこんにちはー今日はパパと来たのねーー。」



プレイルームは剥き出しじゃなくきちんとガラス張りをされてて親はガラス越しで子どもの様子を見てる。



蘭「遊んでくるねーー」



消毒をして蘭華は中へ入っていく。



楽しそうにお友達と遊ぶ蘭華。



もちろん見てるだけで幸せだよ。でも





照「一緒に触れ合いたいな、」



今更ながらも蘭華と過ごした時間は短いものだと実感した。

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