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泣いて泣いて、腫れてしまった目をこすって
隠れるようにメイクをする。
あれから1日が過ぎ、
携帯を見る勇気が出ない私は
電源を切っていた。
おそるおそる電源を付けると、
隆くんからの大量の着信。
折り返し電話をかけるのも怖かった。
今日はグループでの仕事。
嫌でも会わなきゃいけない。
リハーサルのスタジオに着いたのは
集合の1時間前。
早く来すぎた……
まだ誰も来てないだろうな。
始まるまで寝てようかな……
そしたら隆くんと喋ることも
しなくていいかも。
そう決めてメンバーの控え室に入ると、
隆「 ………お、おはよ。 」
いつも、遅刻して来るくせに。
どうして今日に限って
こんなに早く来てるのよ……
『 お、おはよう…… 』
隆「 あのさ、A…… 」
『 私、疲れてるから寝るね。 』
隆「 うん…… 」
明らかに何かを話したそうな表情だった。
聞きたくないよ……
あの夜のことは忘れてくれ、なんて
言われたら……
ソファに横になり寝ようとするも
隆くんが同じ部屋にいると思うと寝られない。
必死に寝たふりを続けていると
リーダーがやって来た。
直「 おっはー……ってあれ？
にっしー早くない？
Aは寝てるの？ 」
隆「 あぁ、たまたま早く目が覚めて。
Aは疲れたから寝てるって。 」
直「 そっかぁ、最近仕事詰まってたもんね。
しかも一昨日、にっしーの
ライブ来てたんでしょ？ 」
隆「 えっ？あぁ、うん…… 」
隆くん、動揺してる……
ついつい聞き耳を立ててしまう。
直「 A、元々体弱いもんな。
もっとフォローしないとなぁ…… 」
隆「 フォローなら俺がするから、任せて。 」
直「 あのさ……もしかしてにっしー、
まだAのこと……
いや、なんでもない。 」
隆「 やっぱ俺も寝るわ。
時間なったら起こして？ 」
直「 うん……おやすみ。 」
その言葉とともに、私も眠りに落ちた。
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kei(プロフ) - かおりさん» ありがとうございます！！また更新しますね！！ (2018年4月22日 9時) (
レス) id: 63ec6b559f (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - ううう続き待ってます（ ; ; ） (2018年4月21日 21時) (レス) id: c8d934a26a (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - (名前)ゆりあさん» ありがとうございます！これからも応援していただけるよう頑張ります！！ (2018年4月16日 13時) (レス) id: 63ec6b559f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ゆりあ(プロフ) - いつも見てます！！めっちゃドキドキしました！続きが気になります！これからも更新頑張ってください！ (2018年4月16日 12時) (レス) id: 7ae0fa6acb (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - かおりさん» コメントありがとうございます！！更新頑張りますね！とっても嬉しいです！ (2018年4月15日 19時) (レス) id: 63ec6b559f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kei
| 作成日時：2018年3月30日 0時
