ソクバク

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結局、恋愛に関するインタビューばかりで
私は上手く答えられなかった。





その度に、にっしーが助けてくれて……









撮影が終わり、
マネージャーさんの車に乗る。









『 に、にっしー…
さっきはフォローありがと… 』




隆「 あぁ、別にいいけど…
Aも馬鹿正直に全部
答えようとするから…
ほどよく力抜かねぇと。 」




『 そうだよね…ごめん。 』








沈黙が続く。









マネ「 あ、お待たせしました！
家まで送りますね！ 」



『 ありがとう… 』







車を出した瞬間イヤホンをつけるにっしー。



きっとソロの仕事とかのだな……



でも、やっぱり私にっしーに嫌われてる。



別れてからプライベートで
笑顔を向けられたことなんてあったかな…









" A〜！！
今日はご飯なに？ "




" 隆くんの好きなカレー！ "




" やったー！Aのカレー好き！ "




" もう、隆くん子どもみたい。 "




" え〜ダメ？イヤ？ "



" イヤじゃないよ！好き！ "



" 俺も。俺だけ見ててね？ "



" もちろん！ "







会うたびにこんなやりとりしてたな……









今は、あなたの影のある横顔を
見ることしかできない……

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