君に恋したのは、雨のせい 2

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隆弘side






「 じゃあ、手術始まりますので
移動しますね。 」




隆「 はい……じゃあAちゃん
あとでね。 」




『 うん……よろしくお願いします。 』




隆「 大丈夫だからね。」




『 うん……ありがとう隆くん。 』





静かに手術は始まった。






「 麻酔かけますね…… 」







その言葉とともに眠りに落ちた……





〜 〜 〜 〜







「 ……じまさん！西島さん！ 」



隆「 あ……Aちゃんは？ 」



「 今はまだ眠っていますよ。 」



隆「 手術は無事に終わったんですよね？ 」



「 はい、終わりましたよ。 」



隆「 ありがとうございました…… 」





お腹の痛みを我慢して
Aちゃんのベッドまで歩く。





隆「 Aちゃん……早く目覚ましてね。
俺、待ってるからね。 」




わずかにAちゃんの手が動いた。




隆「 愛してるよ……奥さん。 」




可愛い俺の奥さん……



早く笑顔が見たいよ。

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