君に恋したのは、雨のせい 2

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『 隆くんってキザだよね。 』



隆「 俺？そうかなぁ？ 」



『 恥ずかしいことサラッと言えちゃう。 』



隆「 そんなことないよ。
Aちゃんだけだよ。 」



『 ありがとう、隆くん。 』



隆「 どういたしまして、奥さん。 」



『 だ、旦那さん……？ 』



隆「 何で、はてなマークなのさ笑 」



『 緊張してるの！！ 』



隆「 ねぇ、そういえば……式はしばらく
挙げられないし。 」



『 ん？どうしたの？ 』



隆「 誓いのキス、しよっか。 」





目をつむると暖かい唇が重なる。




『 隆くん、本当にありがとう…… 』



隆「 これから、何があっても
Aちゃんのこと助けるから。 」



『 隆くんは、いつも私のヒーローだ。 』



隆「 ヒーロー兼旦那さんね。」



『 はいはい。 』






幸せの風が吹いた。

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