前を向いて ページ15
直也side
直「 ごめん、引き止めて…… 」
俺の行きつけのお店に来ていた。
直「 2人で話した? 」
隆「 うん。っていうかリーダー……
なんでAちゃんから口止め
されてること言わなかったの? 」
直「 それは……Aちゃんにとって
にっしーが希望の光だからだよ。 」
隆「 希望の光……? 」
直「 Aちゃんは、元々にっしーの
ファンだったでしょ?
前に話してた。にっしーが活躍することが
自分の希望になるって。 」
隆「 そんなこと……言ってたのか。 」
直「 自分のせいで、にっしーが光を
見失わないように、離れたんだって。 」
隆「 そんなことで迷ったりしねぇのに…… 」
直「 Aちゃんなりの愛情だと
思うよ。精一杯の。 」
隆「 でも、今2人は付き合って…… 」
直「 今日Aちゃんと会ってきた。
ちゃんとお別れしてきたよ。 」
隆「 好き同士だったんじゃ…… 」
直「 俺の一方通行だったよ。
いつも病室のチェストの引き出しには
橙のえ〜パンダとLippyがいた。
告白だって無理やり押し切ったみたいな
もんだったからね。 」
隆「 でも今さらどの面下げて
Aちゃんに会えば……
俺は何も気づいてあげられなかった。 」
直「 にっしーが気にすることじゃないよ。
Aちゃんが望んでたこと
なんだから。 」
隆「 でも…… 」
直「 じゃあ、そのカバンから飛び出てる
仕事じゃない資料は何? 」
" 肝臓 " " 移植 "
そんな文字が羅列した資料が見えた。
直「 2人ならやり直せる。
俺がそう信じてる。 」
隆「 ありがとう、リーダー…… 」
直「 まっすぐぶつかっていけ!
それがにっしーの良いところだ! 」
隆「 ありがとう、俺行くよ!! 」
急いで荷物を取って店を飛び出した
にっしー。
これでいいんだ。
2人が幸せになってくれるなら。
短い間だったけど、幸せをありがとう
Aちゃん。
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kei(プロフ) - まどかさん» コメントありがとうございます!また機会がありましたら書こうと思います!応援ありがとうございました! (2018年12月11日 9時) (レス) id: 3baa899ee0 (このIDを非表示/違反報告)
まどか - 続編ストーリーを書いて欲しいです!子供を産まれてからとか一緒に幼稚園や運動会などのようなストーリーを書いて欲しいです (2018年12月10日 21時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - smileharu1130さん» コメントありがとうございます!今回はこのような展開となりました…浦田さんも幸せになれるように今後していきたいと思います! (2018年11月22日 21時) (レス) id: 3baa899ee0 (このIDを非表示/違反報告)
smileharu1130(プロフ) - 直也くんがかっこよすぎて…そしてちょっと切ない泣 (2018年11月22日 20時) (レス) id: a6a6da5361 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - おがめぐさん» ありがとうございます!これから波乱の展開ですが、よろしくお願いします! (2018年11月17日 10時) (レス) id: 3baa899ee0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kei | 作成日時:2018年11月8日 12時