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次の日。
お昼まで寝ていた隆くんが起きてきた。
『 おはよう。気分はどう? 』
隆「 おかげさまでスッキリ。
熱測ろうっと。 」
『 えーと、座ってて!
体温計どこ? 』
隆「 そこの引き出し。ありがとね? 」
『 あ、これか!
はい、これ……って、隆くん! 』
隆くんに体温計を渡そうとしたら、
彼は上半身裸で待っていた。
『 なんで脱いでるの! 』
隆「 え、だって測りにくくない? 」
『 いや、ちょっと服ずらせば
いけるでしょ! 』
隆「 俺それ嫌なんだよね〜
別に付き合ってるわけだし
いいじゃん! 」
あの、ananで見た肉体が
今目の前にある。
私と隆くんは付き合ってるけど、
まだキス以上のことはない。
彼の裸を見るのも初めてだ。
隆「 Aちゃん測ってよ! 」
脇をピョコピョコさせながら
待っている隆くん。
『 恥ずかしいから自分で測って! 』
そう言って雑に体温計を渡すと、
隆「 嫌だ。Aちゃんが測って?
Aちゃんの身体で。 」
後ろから抱きついてきた。
私の背中には、彼の鍛えられた
固い腹筋が当たっている。
『 ダメ……恥ずかしいから。 』
隆「 ちぇ!せっかくイチャイチャできると
思ったのに。 」
そっぽを向いて素直に熱を測る隆くん。
可愛さと男らしさのギャップに
やられてしまった。
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kei(プロフ) - 儛さん» ご指摘ありがとうございます。訂正しておきました! (2019年1月7日 9時) (レス) id: 3baa899ee0 (このIDを非表示/違反報告)
儛 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは連絡してではないんでしょうか? (2019年1月7日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
儛 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ・ページ29のここの台詞 直「 ○○←名前ちゃん、これ俺の連絡先。 にっしーのことで何かあったら 連絡先して。 」 (2019年1月7日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます!今後ともこの作品をよろしくお願いします! (2018年10月31日 22時) (レス) id: 3baa899ee0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませて頂きました。にっしーと離れてるのになぜ、リーダーといるの?にっしーが心配です。にっしーと早く幸せになって欲しいです。続きが気になって仕方がありません。楽しみに待ってます。 (2018年10月31日 22時) (レス) id: 1e3e43fc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kei | 作成日時:2018年10月2日 10時