君に恋したのは、雨のせい

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隆「 じゃあ、俺たちはここで。」



『 ありがとうございました…！ 』



直「 Aちゃん、これ俺の連絡先。
にっしーのことで何かあったら
連絡して。 」



『 はい、ありがとうございます！ 』






シラフだった浦田さんに家の前まで
送ってもらった。



浦田さんは本当に紳士的で
イメージそのままの人だった。







直「 じゃ、にっしー明日遅刻しないでね！ 」



隆「 わかってるよ！もう同棲してるし
朝もちょっと強くなったよ！ 」



直「 Aちゃん、よろしくね。 」



『 はい、わかりました！ 』



そのまま浦田さんの車は走り去っていった。







〜 〜 〜 〜







隆「 ただいま〜！ 」



『 ふふっおかえり。 』



隆「 こう言い合えるのっていいね。 」



『 確かに。私も同棲は初めてだから。 』



隆「 その……前の彼氏とは？
同棲してなかったの？ 」



『 してなかったよ？最後の1年は
お互い冷めてたのかも。 』



隆「 そっか……色々辛かったんだね。 」







優しくハグをしてくれた。






隆「 でも、今日はメンバーにAちゃん
紹介できてよかった。 」



『 私も、ありがとうね？ 』



隆「 メンバーも、彼女いるやつ
多いからさ。 」



『 あ、そうなんだ？ 』



隆「 リーダーと與以外はいるよ？ 」



『 え、そうなの？ 』



隆「 みんなもう30過ぎたからな〜 」



『 みんな恋してるんだね。 』



隆「 そう！俺らもね？ 」



『 うん！ 』






優しい気持ちになれた1日だった。

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