キスフレ 2

甘い時間 ページ31

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光「 2人の交際を祝して！ 」



「 かんぱーい！ 」




その後、付き合ったことを
皆に報告すると、お祝いをやろうと
あの5人で集まった。




真「 やっぱりこの2人がしっくりくるわ！ 」



実「 A、本当に良かったね。 」



『 ありがとう、実彩子。 』



隆「 2人も……ありがとう。 」



光「 うわー！西島が照れてる！ 」



真「 これはレアやな。 」



『 隆弘くん……顔赤いよ？ 』



隆「 う、うるさい！ 」



光「 可愛い奴だな！ 」



真「 ほんまに素直じゃないなぁ。 」



実「 さ、食べよ食べよ！ 」



『 本当にみんな、ありがとう…… 』




その日は夜遅くまで皆でお祝いをした。





〜 〜 〜 〜





その帰り、私は家まで隆弘くんに
送ってもらっていた。




『 今日はありがとう、隆弘くん。 』



隆「 え……何が？ 」



『 気持ち……伝えてくれて。 』



隆「 色んな人に背中押してもらって
決意できたんだ。 」



『 そっか…… 』




隆弘くんの手を取る。






『 私ね、隆弘くんのこの冷たい手が
好きだよ。 』



隆「 え……この手？ 」



『 うん。心の温かい人は
手が冷たいって言うじゃない？ 』



隆「 でも俺、心も冷たいって言われるよ？ 」



『 そんなことない。
私は隆弘くんの良いところ
わかってるから。 』



隆「 ありがとう…… 」



『 あれ、また照れてる？ 』



隆「 照れてない！ 」




大切な人の手をもう離さないよ。

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