秀ちゃん ページ20
・
その日の夜、秀ちゃんから連絡があり、
ご飯に行くことになった。
秀「 ごめん！待った？ 」
『 ううん！大丈夫！ 』
秀「 にしても、AがOLか〜！ 」
『 秀ちゃんだって立派なサラリーマン
じゃん！ 』
秀「 まあな！近々昇進も決まったし。 」
『 そうなの！？すごいね！ 』
秀「 Aはどんな仕事しとるん？ 」
『 私は総務部。まあパソコンに向かって
毎日やってるよ。 』
秀「 俺は営業やってるんよ。 」
営業……
そう聞くと営業部である西島くんが
思い浮かんでしまう。
そんな私はきっと重症なんだ。
『 営業かぁ……すごいね！
ドジな私には絶対できない。 』
秀「 A、すっかり標準語に
なったと？ 」
『 うん……私は大学からこっちだし。 』
秀ちゃんとは長崎での幼馴染。
私は大学から上京したが、
秀ちゃんは転勤で東京に来たらしい。
秀「 俺もこれからはこっちにおるし。
本社で勤務することになったんよ。」
『 そっかぁ…… 』
秀「 俺でよかったら、また昔みたいに
相談のるけん。 」
『 ありがとう……秀ちゃんは本当に
頼りになるね。 』
秀「 俺、誰よりもお前のこと近くで
見てきた自信があるから。 」
『 う、うん…… 』
秀ちゃんは昔っからドジな私のことを
助けてくれたり相談に乗ってくれたり
頼りになる存在なのだ。
それでも昔はよく一緒に遊んだのに、
今は仕事のできる男の人って感じに
なってしまって遠く感じる。
秀「 あ、俺のこと久しぶりやからって
ちょっと緊張してる？ 」
『 し、してないよ！ 』
秀「 図星やろ。すぐ顔赤くなってる。 」
『 うぅ……バレた？ 』
秀「 Aは昔っから嘘つくと
顔赤なる。 」
『 そ、そうだっけ？ 』
秀「 いっつも、りんごちゃんやな。 」
頭をポンポンと撫でられる。
お兄ちゃんのような感覚だ。
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kei(プロフ) - ponchanさん» わかりました！ (2018年9月8日 8時) (
レス) id: 3baa899ee0 (このIDを非表示/違反報告)
ponchan(プロフ) - 風の家です。@kazenatsu_mosoからフォローさせていただきます！ (2018年9月8日 0時) (レス) id: ef71aab1f9 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - 風の家さん» コメントありがとうございます！はい、ぜひ繋がりましょう！お待ちしてます。 (2018年9月6日 22時) (レス) id: 3baa899ee0 (このIDを非表示/違反報告)
風の家 - あぁ、すごくドキドキします。よかったらTwitter繋がりたいです！ (2018年9月6日 20時) (レス) id: ef71aab1f9 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！これからも更新頑張りますね！ (2018年9月5日 12時) (レス) id: 3baa899ee0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kei
| 作成日時：2018年8月14日 11時
