Starry sky 3

前を向いて ページ15

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あの日から、1週間。



新しい写真が撮れなくなった。



隆弘は元気にしてるのか、
大丈夫なのか。



そのことばかりが頭をよぎる。




こんなに好きなのに……




胸の奥が熱くなる。




でも、あの時の隆弘の冷たい目を思い出し
ハッとする。




あんな隆弘、初めて見た……





〜 〜 〜 〜





「 湯里さん？聞いてる？ 」




『 は、はい！すみません… 』




「 次までに配置考えておいて
くださいね！ 」




『 わかりました！
ありがとうございました…… 』









仕事中なのに……



ダメだ、私。



隆弘はこんなことを望んでない。



隆弘は、私の夢のために身を引いた。



私が仕事を諦めることなんて、
望んでないんだよね……




私は、私のやるべきことをやらなきゃ。




辛くても、前を向く。




彼がいつも言っていたように。



強く、生きなきゃ。

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