検索窓
今日:13 hit、昨日:2 hit、合計:7,230 hit

ep:2 ページ3

-月島side-

とある数学の授業中。

「ねえツッキー、この問題わかる?」

少し離れた席から僕のところまで聞きに来たのは幼馴染の山口」
差し出された問題は

月島「ああ。それ僕もわからないと思ったんだよね」

僕にもわからないものだった。

「…星宮さん起きてるし、聞いてみる?」

「聞いてくれば?」

「一緒に来てよ!星宮さん相手に一人はちょっとハードル高い…」

確かに窓の外をひたすら眺めている彼女に話しかけるのは彼には難しいのかもしれない

月島「ねえ、星宮さん」

そんなに躊躇わずに僕は彼女に声をかけた
横で山口が驚いた顔をしているけれど

彼女はゆっくりとふりむいて

「なに?」

「この問題教えてほしいんだけど」

そういうと彼女はふーんと声を漏らした

「ちょっと待って」

そういって自分のプリントにすごいスピードで書き込みをしていった
数十秒後

「これでわからなかったら他当たって」

そう言って渡されたプリントにはきれいな文字で丁寧な式が書かれていた
わからないはずがない

「あ、ありがと星宮さん!」

山口からのお礼には特に反応せずにただ外を眺め続けていた

授業終了のチャイムがなったその瞬間

-ねえ、そこの金髪くん-

透き通った綺麗な声が僕を呼び止めた

ep:3→←ep:1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.4/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- ゆる。さん、そういうことでしたか 。 こちらこそすみませんm(_ _)m返信ありがとうございます!こちらこそよろしくお願いします! (2020年5月31日 16時) (レス) id: 51bb303542 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる。(プロフ) - 澪さん» コメントありがとうございます!わざとそのような表記にしたんですけどわかりにくかったですよね…。ご指摘ありがとうございます!読者様に不快な思いをさせたくないので訂正しておきますね…!これからもよろしくお願いします! (2020年5月30日 18時) (レス) id: d86cba50c9 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく面白いです!応援してます! ただ、月島君の名前は、ほたるではなく けいだと思うのですが…。不愉快に思ったなら申し訳ないです。 (2020年5月30日 15時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:結希 | 作成日時:2020年5月30日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。