~ memories of spring~ ページ4
_天堂side_
恋人つなぎをして桜並木を歩いていた。
日差しも暖かくて柄にもなく幸せを感じて。
そんな時に聴き慣れた声が聞こえれば焦るのは
あたりまえで。
来生「あれ、天堂ですよね？」
小石川「あの後ろ姿は…Aさんかな？」
Aは気付いていなかったのが不幸中の幸いだった。
とにかくそこを離れたいのに
Aはなんだかいつもよりも甘えてきて。
嬉しいという感情と同時に同期と先輩に見られている
という恥ずかしさもあって。
後で、なんて柄にもないことを言っていた。
桜並木を通り抜けて、2人の目を振り切って。
天堂「…さっきは悪かったな。」
A「ん？別にいいよ。それより花言葉
少しは思いついた？」
花言葉…。
こいつは黄昏の話といい花言葉といい
案外ポエミーなものが好きなのだろうか。
天堂「…やさしさ、とか？」
適当に言った。
A「絶対考えてないでしょ⁉」
バレたか。
A「正解は"純潔"だよ！私みたいでしょ〜」
そう言ってAは顔をくしゃっとして
いたずらっ子のような顔をしていた。
その顔を見たらなんだかやり返したくなって
顎をくいっと掴んで
しっかり目を合わせて。
天堂「純潔、な訳ないよなあ？
ついこないだ俺に散々…」
A「ちょっとちょっと！白昼堂々そんな会話
したくないし！」
そう言って顔を真っ赤にさせてジタバタするAを
みて俺は満足した。
天堂「ふっ。わかってんじゃねーか。」
俺は真っ赤に頬を染めるAの方が
よっぽど桜より綺麗だと思った。
A「また来年も桜見に来ようね」
天堂「気が向いたらな」
来年の春もAの横にいられれば
それだけで十分。
-後日-
佐倉「ちょっと、Aさん！
聴きましたよ天堂先生とお花見デートしたそうですね！」
A「…え？なんで知ってんの？」
佐倉「来生先生が天堂先生がAさんの
手を恋人繋ぎで優しく繋いで
Aさんが天堂先生に飛びついて
天堂先生が頭ぽんぽんってしたって！
今医局で大騒ぎですよ！」
そのあと天堂が来生を屋上に
呼び出したとかしてないとか…。
~fall into a doze ~→←~ memories of spring ~
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MEI - 妊娠して柄にもなく過保護になっちゃう天堂先生がみたいです！ (2020年5月5日 20時) (
レス) id: 6ed330b85d (このIDを非表示/違反報告)
ゆる。(プロフ) - Reiさん» それならよかったです…！盗作されてしまう分にはまだ良いのですがしてしまっているようになっては嫌だったので…。ありがとうございます！助かりました。これからもよろしくお願いします！ (2020年5月5日 10時) (レス) id: d86cba50c9 (このIDを非表示/違反報告)
Rei - 今Instagramでは、同じようなこいつづの小説のようなものをあげている方が多いので、似たような内容になっていただけかもしれないです。私の記憶が正しければ、設定が同じだっただけで、文章やニュアンスが全て同じだった訳では無いですよ！ (2020年5月5日 3時) (レス) id: 33418b16ef (このIDを非表示/違反報告)
Rei - ゆる。さん» すみません、たまたまInstagramで#こいつづで検索して出てきたお話だったのでアカウント名までは覚えてないです…。内容は、天堂先生と七瀬ちゃんがお花見をしている所を来生先生達に見られてイジられたというお話だったのでコメントさせて頂きました。 (2020年5月5日 3時) (レス) id: 33418b16ef (このIDを非表示/違反報告)
ゆる。(プロフ) - Reiさん» もし私が盗作してるような感じになってしまっているのなら教えて欲しいです！自作ですが、誰かのを真似したことのようになってしまっているなら消したいので… (2020年5月5日 0時) (レス) id: d86cba50c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2020年5月4日 10時
