喋らない少女 【鬼滅の刃】

早風という隊士 ページ3

？？？side





任務で傷を負ってしまった隊士を蝶屋敷へ向かう


気を失ってて右腕が骨折… 痛そうだな…


俺は隠の二階堂って奴だ


幸いこの隊士から蝶屋敷は比較的近い









____




蝶屋敷





二「ごめんください怪我人を…」



ア「怪我人は此方です！！」






神崎アオイさんに着いて行き


怪我をした隊士を届け終えた


蝶屋敷を出る際、


波柱様が蟲柱様に喉を診てもらっていた




噂を聞くに波柱様は喉が潰れて喋れないとか


だから定期的に蟲柱様に診て貰っているらしい


噂だからな







し「どうしたんですか？」



二「む、蟲柱様っ！」



し「貴方も早風さんが気になるんですか？」



二「い、いえっ！偶々見てしまったというか…」






気配が無く喋りかけられた！！


怖すぎだろ…


でもこれは波柱様を知れる好機では？





二「波柱様の事が知りたくて…」



し「………なる程

ではこれを読んで下さった方が早いですね」







そう言って渡して来たのは鬼殺隊員記録表





…の第三六七号



どれだけ鬼殺隊が長く続いているのかが分かる





し「早風さんは六二九頁ですよ

私は他の隊士を診て来るので… では」







蟲柱様の言っていた頁を捲ると









"鬼殺隊員記録"






早風 A




入隊時: 十二歳


位: 波柱(十五)


身長: 一五七cm


誕生日: 九月十六日






備考: 両親、そして腹の中の弟を鬼により喰べられる

怒りに任せ鬼を滅多刺しにし風柱の不死川実弥により

保護され、継子になった。


喉が潰れてしまい喋れなくなり

感情の起伏も余り見られない。


しかし実力と柱達との信頼は確か


使用する呼吸は水の呼吸からの派生、波の呼吸


日輪刀は納戸色で鞘は白黒








二「……喉が潰れる程叫んだのか…？」






想像するだけで背中がゾクッとする


まだ十五なのに凄いんだな…


やっぱり柱は凄い方なのか…








二「俺も頑張らないと…」



し「意気込む事は感心しますね！」



二「うわぁ！？蟲柱様！？」



し「その本を返して貰いたくて来ただけですよ」



二「あっ… ありがとうございました！」



し「はい ではまた何処かで」









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順位更新ありがとうございます！

コメントも書いてくださった方も

ありがとうございます！

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