伊野ちゃん、ママになります。8

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慧side

ライブを昨晩やってきたから、今日のお昼すぎには皆が帰ってくると思う。


でも、もう俺は眠気が半端ないし、頭痛いし、フラフラするし、胃が気持ち悪いし…最悪…



3人とも寝かせつけて、涼介に電話をかけた




慧)…、、りょーすけ

涼介)ん？慧なんかあった？

慧)…疲れちゃったﾋｯｸﾋｯｸ
つらい、、もうむり、、、早くかえってきてっﾋｯｸﾋｯｸ(涙

涼介)えっ、、、？？今帰ってる途中だよ、、、あと40分くらいで家着くから、、。
慧も体調悪くなっちゃった？

慧)うん、、、っらい、ﾋｯｸﾋｯｸﾊｧﾊｧﾋｯｸ

涼介)子供たちのことずっと任せっぱなしでごめんね、、、大変だったよね、辛かったよね、、ほんとにごめんね、、、


涼介)子供たちはいま皆寝てる？

慧)うん、さっき寝たよっ、、ﾊｧﾊｧ

涼介)じゃあ、慧もちょっと寝な？
俺らももう少しで着くし、子供たちも寝れてるなら、そんなに心配することないよ、

慧)……でも、、、

涼介)子供たちのこと心配なら、陽汰の横とかに横になってな？

慧)…うん、そーする、ハｧﾊｧ




涼介の言う通りに、陽汰の寝てる横に、俺も横に寝っ転がってみた。


もう目は開けてるのも辛いし、頭もハンマーで殴られてるように痛い。
でも、涼介達が来るまではちゃんとこの子達のことを見守んないとと思い、辛さに耐えた、、、、



だが、、、電話を切ってから30分程して…





｢ｴｰｰｰｰｰﾝ!!!ﾏｰﾏｰｰｴｰｰｰｰｰﾝ!!!!!｣

慧)ｯｯかれんちゃっ、、、




俺らの寝室から花恋ちゃんの大泣きの声が聞こえてきた。



“すぐに行かないと”
“すぐに抱きしめてあげないと”
“すぐに安心させないと”


そんな気持ちと裏腹に体は起こすことが出来ず、うまく呼吸も出来なくなって………て、、、できなくて、。、できない、、、ぃ、


…



慧)ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧｯ､ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧｯ､ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾝﾝﾝ ｱｯﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ



誰か、だれか、ﾀﾞﾚｶ……だ、、、、れ、、か…









ﾀｽｹﾃ

3→←手が足りない

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