伊野ちゃん、ママになります。6

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山田side



ダメ元でアプリを開くと、慧の位置を表すマーク。

山田)倉庫だ…すぐそこの倉庫だよ！


5人で走って倉庫に向った。


だが、鍵が閉まっていて中に入れない。
だけど、、


知念)あっ！ここから見える！

小さな穴を除くと、同い年くらいの男が1人。
…、、いや、5人？

横倒れてる人を囲っている4人と、それを一歩後ろで見てる仁王立ちの男。

で、横倒れてるのは全裸の慧。

山田)ケイッッ！

中島)警察と救急車呼んだ！すぐ来ると思う！
でも、もう中入ろう！そこの窓ガラスを開ければ！



裕翔が石を投げ込んで、窓を開けるとすぐに中に入れた。

男)おい誰だ！出てけ！

山田)俺の慧に何してくれてんだよ！！！！！
慧から離れろ！

男)なんだんだよ！おい！やっちまえー！！！

ボスのような男が指示をすると、周りにいた男が俺たちにすごい勢いで走ってきた。
だが結構なポンコツで、一発顔面パンチをすると、そのまま失神した。
ほかの圭人などの4人のメンバーも男達を軽々除去したようで、残ったのはボス的な人のみ。

その人は4人に任せて、俺は慧の元に走り、抱きしめた。
意識はなく、頭からは血を流していて、全身あざや怪我がひどい。


知念)花恋ちゃんいたよ！

小さなお顔に大きなガムテープで口を押さえられてて、知念が優しく取ってあげた。


慧の近くにある、切られた服はもうもう原型をとどめてなく、着れるはずもなかった。

俺が着ていたパーカーを慧にかけると、救急車も警察もついたみたいだ。


ボス的な人は圭人と光に押し抑えられている。



慧はすぐに運ばれて、花恋ちゃんも念の為の検査のために、搬送された。

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