伊野ちゃん、ママになります。2

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ちねんside

翌日も…

伊野ちゃんは体操をしてないと落ち着かないのか、ヘトヘトになるまで体操を続けようとするから、無理やりやめさせることも少なくなかったけど、時間があれば休憩もたくさん挟みつつ、何度も体操を繰り返した。



俺らは、全員1週間は休みを貰っているから、ずっと伊野ちゃんといることが出来た。


夜になると、自然分娩だろうが帝王切開だろうが、あと2日で出産なわけで、時間もどんどん迫っているため、1時間前に俺らより先に寝たはずの伊野ちゃんが、ぬいぐるみのくまを抱きしめてリビングに戻ってきた。


ちねん)姫ちゃんどぉしたの？

慧)起きちゃったら、寝れなくなっちゃったっ

ちねん)ここおいで！


ソファを開けてあげて、いのちゃんを座らせてあげた。

圭人)不安になっちゃった？

慧)んッ、怖いっ､､､､でも産みたい。。
色々矛盾してる自分にもイライラする…
しかも、こんなにメンタル弱くてみんなに頼ってばっかな俺がほんとに親になっていいのか、分からなくなってきたっ、
俺が、親なんてなっていいのかな…､､､､

�睫�)伊野ちゃんはもうとっくに立派な親だよ。自然分娩で痛い思いをして、この子を産みたいっていう気持ちがあるってことは、ほんとにこの子が大好きだからでしょ？
最初はいろんな失敗もするし、分からないことも多くて、心配事が溢れかえると思うけどさ、俺らも伊野ちゃんの赤ちゃんの親になれるように一緒に頑張るからさ。
一緒に成長してけばいいんじゃね？


ちねん)雄也の言う通りだよ。
困ったことがあっても8人もいるんだから、なんとかなるよ！協力してこ？

光)俺らは産むのを変わってあげることは出来ないけど、近くで支えれるように、俺らなりに頑張るからさ！(*´罒`*)

ちねん)怖がるより赤ちゃんに会うことを楽しみにしてようね！

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