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12話 ページ14

これで野望と、ポッキーゲームの復讐を同時に果たす事が出来る。酒を飲んでいた零が噎せて、


「ごほっ、な、何を言ってるんだA」

「お前も結局指名してんじゃねーか」

「五月蝿い。君らだって散々私の身体触りまくってたじゃん」

「だからって何で僕の腹を・・・」


そう言って零は、自分の腹を腕で防御する様に隠した。


「良いじゃん、減るもんじゃないしさぁ」

「少なくても、女の子が言う台詞じゃないよね」

「私はいかがわしい雑誌で満足するような萩原さんとは違うんですよ」

「もう許して!」


頭を下げる萩原に対する評価が下がったとかそんな事はどうでも良い。


「とにかく、その腹筋を王様に差し出せ!」

「ぅわっ」


私は強引に、零の腕を剥がしに掛かる。酒のせいか本来の力を発揮出来ないらしく、順調に腹部が露になってきた。


「ほら、ヒロも見てないで手伝って」

「え!?あ、あぁ・・・」


戸惑いつつも、ヒロは零の後ろに回って羽交い締めにする。それでこそ私の幼馴染み!零はまるで裏切られたと、言わんばかりに顔が青ざめていく。


「スゲー絵面・・・」


松田が小さく呟いた。確かにな。そう思いながらも私は、緊張の面持ちで零の腹、Tシャツの中に手を差し入れる。


「ヤバ」


幼馴染みの腹筋はとにかくヤバかった。彼の無駄が無いしなやかな腹筋は、褐色の肌と相性が合っていて妙に色気がある。うーん、皆様には文面でしかお伝え出来なくて非情に残念である。
完全に魅了された私は、無意識にTシャツを胸の位置まで一気に捲り上げた。


「ちょ、やめっ」


その瞬間、後ろから襟首を掴まれ、零から引き剥がされる。


「その辺にしておけ」


松田の一言で私は我に返
り、零は赤い顔で涙目になりながらこちらを睨みつけていた。(それはそれで良い)


「ご、ごめんね。れーちゃ、」

「許さん」


でも、後悔はしてない!

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設定タグ:名探偵コナン , 警察学校組 , 日常   
作品ジャンル:ギャグ
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ヤマト(プロフ) - まゆさん» 有難うございます!またじわじわと警察学校組に再熱してますのでお待ちください! (2019年9月6日 0時) (レス) id: b76a153dd4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年8月3日 15時) (レス) id: f826ed1a12 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマト(プロフ) - 舞鶴さん» 有難う御座います!やる気出ました(笑) (2018年7月24日 12時) (レス) id: b76a153dd4 (このIDを非表示/違反報告)
舞鶴 - 面白いですねw頑張ってください! (2018年7月23日 18時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヤマト | 作成日時:2018年7月2日 23時

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