純粋無垢なジラにある秘密 (ページ20)

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藤「他の人達は?」
碧「泣いてる拓実くんを慰めてます」

って碧海くんが言うもんだから年長組が先輩たちの所に向かって行ってしまった(たじくんなんて鬼の形相だった)

大「碧海くんは景瑚くんの事なにか知ってる⁇」
碧「多分っすけど…景瑚くんが蓮くんと揉めた時から様子おかしかったんだと思います。すみません俺もその話人伝に聞いててその場におった訳じゃないので…」
威「揉めたのか～、やっぱ仲良いと思うけど、それは外側しか見えなくて、内側に景瑚くんが苦しんでたのかもね～」
匠「その理由と雄大達は関係あるって事なん?」
藤「何かしらの繋がりがあるって事じゃない?ま、取り敢えずPCを解くしか今のところ道が無いんだし」
碧「あのさ、俺も手伝ってもいいかな?」
理「逆にお願いしたいです!戦力が増えた方が絶対良いですもん」

と、ワイワイしてたら年長組がすっきりとした顔で帰って来た。そして無言で俺たち+碧海くんも連れてデッカい車に乗せて出発した

藤「は？またこの展開なんですけど⁉︎」
迅「俺ら拉致られたの～?笑」

って、マンネの一言に振り向いた柾哉くんがいい笑顔でこう放った

柾「ムカついたから一発かまして、(強引に)マネと交渉して一軒家で皆でシェアハウスする事になったから」
匠「んぇ⁉︎」
田「碧海もあんな所より俺らといた方が良いから戻らなくて良いよ～。あの人達全然分かってない」
大「ご立腹なたじくんなんてレアだなぁ」
豊「すぐ戻ってくるなんて、何寝ぼけた事言ってて頭沸いてるのかと思ってさ。近くにいた純喜くんに往復ビンタかましてやったけど全然足りなくてさ奨くんにも腹パンしてやった♪」
理「1番この人がヤバかったわ」
豊「僕にいつも気にかけてくれた人だもん。だったら恩返しないとじゃん?」
碧「自分の事、いつも二の次っすもん景瑚くん。皆、景瑚くんの優しさに漬け込むんすよ」
柾「今までの分が溢れちゃったんだと思うよ?でも、マネさん的には3年前ぐらいから会社に言ってたんだって。辞めるか休止で迷ってるって。蓮くん達もそん時一緒に聞いてたけど、全員その話聞いた事なかったって」
田「ま、あの状態だったら言いたくても言えないだろうなぁ」

と、しんみりと車内が静かになった。と、俺の携帯が鳴った

藤「はい⁇もしもし…なんで知ってるんすか?はい、変わればいいんですか?」
碧「俺?もしもし…なんで俺がiniと一緒に居るって分かったんすか?」

と、スピーカーに切り替わって欲しいと頼まれた