純粋無垢なジラにある秘密 (ページ12)

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柾哉side
洸「もうここには戻らない。じゃあな柾哉」
柾「洸人‼︎待って俺も行く‼︎置いて行かないで‼︎」

匠「柾哉くん‼︎しっかりして‼︎」
柾「はぁ…‼︎ゆ、夢か」
藤「ただでさえ寝不足なんですから寝てください」
柾「洸人は⁇戻ってくる?」
理「洸人も雄大も、景瑚くんも必ず戻って来ますよ」
柾「おれ、洸人と雄大に会いたい。景瑚にもちゃんと謝らないといけないのに泣」
藤「分かってます。でも先ずは寝てから考えましょう」

俺は、京介の子守唄で久しぶりに寝れた気がする。起きた時、実物の3人に会えている事を願って

奨side
魘されてた柾哉。相棒で大好きな洸人がいない状況での話し合いはしんどいと思い席外したんだけど泣いていた。多分夢見が悪かったのであろう

田「すみません奨くん」
奨「大丈夫。迅とか威尊も無理だったら遠慮なく言ってね」
迅「ｸﾞｽｸﾞｽ泣」
威「迅、俺らも柾哉くんと一緒に休憩しよう」
迅「起きたらいるよね?」
豆「戻ってくるよ絶対。景瑚くんたちを信じようよ」

豆も辛そうなのに迅を慰めてた。本当なら俺がみんなを包んであげたいけど、俺も心臓を鷲掴みされてる感じで心が痛い。なんで、もっと景瑚に寄り添ってあげなかったんだろうって。あの時も部屋に帰さずにしとけば良かったのに。と自己嫌悪に陥ってる。

汐「翔也も祥生、手握り締めすぎ」
碧「景瑚くんから貰ったブランケットあるし使いな?」
翔「けぇごくんの匂いがする泣」
祥「ｸﾞｽｸﾞｽ…早よ帰って来てよ泣」

S4はデカめのブランケットに身を小さくして包まれてた。そして拓実は扉の前で待っていた

奨「寒いでしょ?リビングでみんなといよ?」
拓「いやや…景瑚くんを待つの」
蓮「リビングでも待てるよ?風邪引くよ」
瑠「1番最初にハグしたいのは分かるけど、こんな所にずっと居たら風邪引いちゃったら元の子もないじゃん」
拓「いやや、景瑚くんがいい泣」

もう完全に退行してる拓実。いつも弟組を甘やかし肯定して包み込んでくれる景瑚が居ないから、弟達みんなは情緒不安定。
あれ?純喜は?何してるのかって?

大「これで合ってる?」
純「多分?」
理「もうちょい自信持って」
豊「こんな簡単に解けないでしょ?もっと複雑だったような」

高学歴メンが洸人PC解明していた。あっちは任せてある。皆で会社に行き事情説明したら、分かってくれて3人が戻ってくるまで休暇らしい。でも、期限は1週間半まで

奨「GPSで分かれば良いんだけどな」
高学歴「それだ‼︎」