君のためなら【キミガシネ】

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Aside

『どこ...ここ』
目を開けるとそこはベッドの上だった。
真っ白い部屋。
見渡す限り部屋には私が眠っていたベッドと、角にある机しか無かった。
特に拘束はされていない。

とりあえず立って歩いてみよう。
机の上に何かあるっぽいし。

...そういえばケイジさんは無事だろうか。
心配してないといいんだけど。
色んなことを考えながら机へ向かう。
割と距離あるな…

机の上には服と、紙、があった。
紙には最初の試練？といったものについて書いてあった。

ー最初の試練ー

本田A

写真のように服に着替えてください。

制限時間はありません。

また、着替えなかった場合首に着いている首輪が作動します。


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服の上にはマネキンが机の上にある服を着ている写真があった。この通りに着替えろというのか。
怪しいが、逆らったら何をされるか分からない。とりあえず着よう。
写真には沢山のメモが書かれてあった。

[ ココは第1ボタンを外すヨ！]

そこまで忠実に再現しなければならないのか...

執事をモチーフの服だろうか、コスプレチックの服だ。
昔から幼い顔なのがコンプレックスなのに、ツインテールにまでしないといけないのか。

怖いくらいに服はすんなり入った。
どこもキツイとこはない。自分でも分からなくなるような、靴のサイズまでピッタリだった。

気持ち悪いな...


とりあえず部屋の外にいこう、居心地悪いし。


扉を開けるとその先は真っ暗だった。
暗闇にはいい思い出は無い。気分が悪くなったが、ずっとここにいてもしょうがない。

勇気をだして1歩踏み出した。

...はずだった。

あるはずの地面は無い。

『待って無理無理』

...そこで意識は途切れた。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ちなみに

最初の試練で着替えさせられた服はこんな感じでした！

↓ ↓ ↓




夢主のイメージです
(ガン無視してもらっても大丈夫です)

↓ ↓ ↓

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