40.コンセントが三本 ページ40
数十分後…
私達は甘味を作り終え、一息ついていた
貴方『…よし、数はこれ位でいいかな?』
歌仙「ふぅ…これだけになると、
さすがに骨が折れるね」
太郎「そうですね…」
小夜「でも、楽しかった…」
小夜君はほんとに、菓子作りが好きだねぇ
私が教えたからかな?w
そうやって四人で駄弁っていると、
内番を終えた三人が台所に入ってきた
薬研「あれ。お嬢達、何やってんだ?」
貴方『嗚呼、薬研君。お疲れ様。
何って、八つ時用の甘味を作っていたのさ』
五虎退「そうなんですか?お疲れ様でした」
貴方『うふふ、ありがとう。
君達も内番お疲れ様。今 お茶を入れるね』
秋田「あっ、お気遣いなく!」
貴方『いいから、ね?
ほらほら、そこに座って』
薬研「悪いな」
貴方『いいってことさ。
さてと、麦茶でいいよね…』
そう呟きながら、私は一度 台所に戻った
第三者side
Aが茶を入れている間、
刀剣達は刀剣達で話をしていた
歌仙「三人共、お疲れ様」
五虎退「いえ、ありがとうございます…」
秋田「歌仙さん達も、お疲れ様です!」
歌仙「ありがとう。菓子作りは楽しいが、
それなりに手間がかかるからね…」
薬研「前田、大丈夫かねぇ…」
小夜「兄様……」
太郎「大丈夫ですよ、きっと」
片方は互いの苦労を話し合い、
もう片方は兄弟の心配をしていた
そして話題は、自分達の主に変わっていった
歌仙「ところで薬研。
最近、主の調子はどうだい?」
薬研「大将か?体の具合なら大丈夫だ、
最近は安定してる」
薬研は定期的に、真心の体調管理をしている
故に、彼女が病弱()なのも知っている
本来は政府が寄越した医者が診察するが、
真心に近付く医者は全員が下心丸出しだからだ←
Aは彼女の貞操を守ろうと、
薬研に診察を頼んだのだ
薬研「俺、お嬢に信頼されてんのか?』
太郎「そうだと思いますよ。
そうでなければ、任せないと思います」
薬研「だと良いんだがな…」
薬研が考えていると、
ふと小夜が話しを切り出した
小夜「…薬研は主のこと、好き?」
薬研「え?あぁ、まあ好きだが…
いきなりどうしたんだ?」
小夜「…それは、あの人が主だから?
それとも、恋慕の情?」
小夜がそう聞くと、他の刀剣が聞き耳を立てた
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死音心音2.0(プロフ) - めいこさん» 興奮していただいてありがとうございます(笑)意識してキャラ付けしてたので、気付いて貰えて嬉しいです! (2022年7月23日 14時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
めいこ - 随分古風な喋り方するなぁ…包帯かぁ…夢主ちゃんかわいそうに…自殺志願者に二言はないよ!…だざさぁぁぁぁんッッッ!!!?????ってなりました笑笑不快になられたら申し訳ないんですけどめちゃくちゃ興奮しました笑笑 (2022年7月9日 10時) (レス) @page3 id: 76c1001e6f (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - sheepさん» コメントありがとうございます!彼をイメージして作ってるので、そう見えることもあると思います;; (2020年1月7日 12時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
sheep(プロフ) - 夢主が太宰さんに見える(白目 (2020年1月6日 20時) (レス) id: e49b981c97 (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - コメント、ありがとうございます!おやっ、それはなんという偶然!ww適当に狭めの部屋を考えていたら、こうなっておりました (2019年6月22日 23時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
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