18.カッターが十三本 ページ18
貴方『さて…
ほら皆、集まって！』
手を叩いて皆を呼ぶと、
短刀以外は歩いて集まった
…うん、もう少し急ごうか
真心「Aちゃん、どうしたの？」
貴方『君さぁ……まあいいや。
君達に集まってもらったのは他でもない。
出陣についてだ』
｢出陣｣と聞いた瞬間、姉は過剰に反応した
もしかしなくても、昨日のことだろう
面倒だから、あえてスルーしよう
貴方『昨日は加州君だけだったけど、
今日は六人で行くから大丈夫だと思うよ』
真心「ちょ、ちょっと待ってよ！」
貴方『はぁ…何？』
真心「(ビクッ)ぅ、あ……」
姉は恐らく、私が睨んだと思ったのだろう
全く、睨まれた程度で怯むなら
話の腰を折らないでくれるかな？
貴方『何も無いなら続け「待ってよ」
…何だい？加州君』
加州「出陣するのって、主の許可が必要だよね？
…そうでしょ、主」
真心「ん…(コクコク」
やれやれ、自分で話すことも
出来なくなったのかい？
貴方『出陣に許可って、君が加州君達を
戦わせたくないだけだろう。
君は仕事をしないつもりかい？
それに、彼らは刀だ。戦うのが本分だろう？』
そう言えば、姉は絶句した
私、何か変なことを言ったかな？
真心「そんなっ…Aちゃん酷いよ！
みんな、みんな今は人なんだよ!?」
貴方『…確かにそうだね』
真心「だったら…」
貴方『だけど、ソレとコレは別だ。
君達も、当時の仲間を消されるのは嫌だろう？』
私の発言が気にくわないのか、
姉と加州君は私を【鬼】と言った
なんとでも好きに言いなよ
それに、私達だって元は…
貴方『…もういいよ。
じゃあ加州君は出陣しないってことで。
それでいいでしょ？』
真心「そうじゃなくてっ…！」
貴方『他の皆は出陣の準備をして。
隊長は…薬研君、お願いできるかい？』
薬研「あ、あぁ、任せろ」
貴方『よし。じゃあ皆、
準備が出来たら玄関に集まってね』
結局、審神者である姉の意見を聞かずに
出陣の予定は決まった
姉はというと、加州君と薬研君に泣きついている
私はそんな姉を、冷たい目で見ていた
親からも甘やかされたのに、
ここでもその甘い蜜を吸うのかい？
いっそ、それで虫歯になれば良いのに…←
はぁ…ほんとに、彼女がここの主で大丈夫かな
胃が痛くなってきた……
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死音心音2.0(プロフ) - めいこさん» 興奮していただいてありがとうございます(笑)意識してキャラ付けしてたので、気付いて貰えて嬉しいです！ (2022年7月23日 14時) (
レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
めいこ - 随分古風な喋り方するなぁ…包帯かぁ…夢主ちゃんかわいそうに…自殺志願者に二言はないよ！…だざさぁぁぁぁんッッッ！！！？？？？？ってなりました笑笑不快になられたら申し訳ないんですけどめちゃくちゃ興奮しました笑笑 (2022年7月9日 10時) (レス) @page3 id: 76c1001e6f (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - sheepさん» コメントありがとうございます！彼をイメージして作ってるので、そう見えることもあると思います;; (2020年1月7日 12時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
sheep(プロフ) - 夢主が太宰さんに見える(白目 (2020年1月6日 20時) (レス) id: e49b981c97 (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - コメント、ありがとうございます！おやっ、それはなんという偶然！ww適当に狭めの部屋を考えていたら、こうなっておりました (2019年6月22日 23時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
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