50.コンセントが十三本 ページ50
姉は書類にサインをして
それを渡してきた
真心「はい、どーぞ！」
貴方『…うん、確かに。悪いね、忙しいのに」
真心「ほんとだよー！
もー、Aちゃんったら！」
貴方『ふふ、すまないね。嗚呼、それとだけど
鍛刀部屋に行くから、歌仙君を借りるね』
そう言ったが、姉は既に話を聞いていなかった
…人の話は、最後まで聞くようにと言った筈
なんだけどなぁ
私はため息をついて、歌仙君と付いて行くと
言った小夜君を連れ出した
歌仙「人の話を聞かないなんて……
雅の欠片も無いね」
小夜「……(ｺｸｯ」
貴方『まあまあ、そう言わずに。…それにしても
彼は相当、私が嫌いなようだね』
歌仙「と言うのは？」
貴方『…さっきの握手のことだよ』
左手での握手というのは基本的に、
否定や敵意を意味するんだ
全く、何処で覚えたんだか…
歌仙「え？…あっ、あー…」
意味を理解したのか、歌仙君は黙ってしまった
貴方『君が気にする必要はないよ。
私は全然、気にしてないから』
小夜「…Aさん」
貴方『ん？何だい、小夜君』
小夜「僕の出番？」
そう言って小夜君は、本体に手を掛けて
目をギラギラとさせた
貴方『うふふ、ありがとう。
でもその必要はないよ。その刄は、君や
君の大切なものの為に取っておきなさい』
そう言うと小夜君は、「分かった」と言って
渋々といった感じで本体をしまった
歌仙「(その大切なものの中に、君も入ってると
思うんだけどな)…君も中々に鈍いよね」
貴方『おや、そうかな？』
歌仙「そうだよ」
そうやって駄弁っていると、鍛刀部屋に着いた
中には妖精君と一振りの刀剣があった
貴方『やぁ、妖精君』
妖精「補佐役殿！お疲れ様です！」
貴方『うん、お疲れ様。
所で、朝 頼んでいた刀剣なんだけど…』
妖精「はい！出来ておりますよ。
顕現なされますか？」
貴方『嗚呼、そうするよ』
そう言って刀剣を受け取る私を、歌仙君達は
心配そうに見つめる
歌仙「大丈夫なのかい？」
貴方『さっき休んだから大丈夫だよ』
小夜「無理はしないで」
貴方『ふふ、ありがとう。さてと…』
私はその刀剣を両手に持ち、霊力を込める
貴方『＿＿やぁ、初めまして。
…主？いやいや、私は補佐役だよ』
to be continued
今までありがとうございました！
次回へ続く
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死音心音2.0(プロフ) - めいこさん» 興奮していただいてありがとうございます(笑)意識してキャラ付けしてたので、気付いて貰えて嬉しいです！ (2022年7月23日 14時) (
レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
めいこ - 随分古風な喋り方するなぁ…包帯かぁ…夢主ちゃんかわいそうに…自殺志願者に二言はないよ！…だざさぁぁぁぁんッッッ！！！？？？？？ってなりました笑笑不快になられたら申し訳ないんですけどめちゃくちゃ興奮しました笑笑 (2022年7月9日 10時) (レス) @page3 id: 76c1001e6f (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - sheepさん» コメントありがとうございます！彼をイメージして作ってるので、そう見えることもあると思います;; (2020年1月7日 12時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
sheep(プロフ) - 夢主が太宰さんに見える(白目 (2020年1月6日 20時) (レス) id: e49b981c97 (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - コメント、ありがとうございます！おやっ、それはなんという偶然！ww適当に狭めの部屋を考えていたら、こうなっておりました (2019年6月22日 23時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
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