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31.第廿捌話 ページ31

待て待て、冷静に考えたら

結構 重要な事じゃないか?


え?俺、ちゃんと日付とかって聞いてた、か…?


そのことに気づいた瞬間、俺は一気に

血の気が引いていくのを感じた


「あ!今度は青くなった!」


「やっぱり隊長、大丈夫なんでしょうか…」


横光(あ"っ…これは……;;)


吉川(自分でも何か、非常にまずい事に
気付いた時の顔だな;;)


川端「;;(オロオロ」


い、いや、日取りなんてまた今度お会いした時に

聞けばいいよな?一応、同じ職場なんだし…


しかし中也さんは幹部、首領からの命令で

いきなり長期遠征とかになりかねない


そもそも引越す時に中也さんも一緒なのか?


それとも合鍵だけをいただいて、自分だけで

整理するのだろうか…


「流石にヤバくないか…?」


「ッスね。ちょっと呼んでみますか……隊長?」


貴方『…………(ブツブツ』


「た、隊長!?」


貴方『(ハッ)お、おう。どうした?』


声を掛けられている事に気付き、

慌てて返事をする


「どうしたもこうしたも…隊長、大丈夫ッスか?
さっきからずっと様子が変ッスけど…」


横光「何かあったのですか?」


貴方『い、いや…何でもねぇよ、気にすんな!』


横光「ですが……」


貴方『大丈夫だって!久々に身体を動かす
任務だったから、ちょっと疲れただけだって。
…そうだ。お前達、気分転換に鍛錬に行こう』


そう云って、俺は半ば強引に吉川達を連れ出す


吉川「ん!?あ、嗚呼、いいぞ!」


貴方『じゃ、行ってくる』


川横「!?」


「えぇっ!?ちょっと隊長!?」


急ぎ気味で部屋を出て行くと、後ろから微かに

引き止めるような声が聞こえた


しかし俺はそれを無視し、鍛錬所へと足を進めた


その間、皆は何も云わずに付いてきてくれた


鍛錬所に着くと、先ずは英治が口を開いた


吉川「まあ待てA、どうしたんだ?
そんなに慌てて。何があった」


貴方『だから何でもねぇって。大丈夫だ』


そう云って軽く誤魔化すと、英治は呆れたように

溜息をついた


吉川「はぁ…分かった。これ以上は何も
聞かないでおいてやる。但し、もし本当に
困った事があれば必ず俺か彼奴等に云え。
いいな?」


そう云うと英治は、俺の頭を軽く撫でた


貴方『…はは、ありがとな』


吉川「ん、じゃあ話は終わりだ。
却説、鍛錬を始めるとするか!」



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死音心音2.0(プロフ) - ひぇっ感想ありがとう……!!貴方にそんなこと言われちゃったらね、もうくたばってもいいわ!!アイデア云々で全然進まんけど、良かったらたまーにまた見てな! (12月31日 21時) (レス) id: 9393f3cace (このIDを非表示/違反報告)
Nansyoku(プロフ) - ししし失礼します...まだプロローグ読んだだけなんですけどやっばいです大好きです....中也先生と主人公と芥川先生がどうなっていくのかを草陰からヌフヌフ言いながら見守ります...おうえんしてまぁぁぁす....!! (12月27日 21時) (レス) @page1 id: f226542404 (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - 新美悠華@文アル大好き💛さん» ありがとうございます!!また不定期更新になると思いますが、気長にお待ちいただけると嬉しいです…! (2023年3月18日 17時) (レス) id: 9991bd595c (このIDを非表示/違反報告)
新美悠華@文アル大好き💛 - おもしろいですこれからの投稿楽しみの極みですこれからも頑張って欲しいです (2023年3月18日 16時) (レス) @page32 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - ★ayaka★さん» ありがとうございます!続きをお楽しみに! (2019年11月9日 23時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:死音心音2.0 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年8月6日 3時

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