暗殺教室～男装少女はマフィアのボス？～短編集 (ページ15)

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今日、俺達ミュージカルをやります　＃１ページ15

貴「おいおいおい、ミュージカルやるとか突発的過ぎるだろ！」

カ「いや～、でも暗殺の参考になるかも「なんねえよ！」アハハ：：」

何故か、茅野を初めとした女子達が某ミュージカルアニメと同じように俺を筆頭としたイケメン５人グループを作ってやろうという企画が持ち上がった。

ていうか、何故俺がリーダーをやらなければいけないんだ。意味が分からない。

片「マフィアのボスでしょ？」

貴「それは関係ないだろ！？」

俄然とやる気を出している女子達に男子達(一部の男子はやる気があるらしいが：：：)あきれていた。

俺も同様にあきれて深いため息をついた。

貴「俺がリーダーなのは良いとして：：：「良いんだ」他のイケメンは誰になるんだよ？」

女全「「「：：：」」」」

貴「考えてなかったんかい！」

だまる女子達に俺は全力でツッコむ。

貴「まあ、イケメンはいるだろ。特に磯貝とカルマとか」

岡「俺は！？」

貴「お前は、イケメンというより変態だ」

岡「：：：」

カ「あ、落ち込んだ」

落ち込んでいる岡島を放っておいて、俺はちょうど近くにいた磯貝とカルマの肩に手を置いた。

すると、カルマがジト目で俺を見る。

貴「何だよ、その目は？やりたくねえってか？」

カ「うん、やりたくないし、面倒くさい」

だと、思っていた。カルマが人前でやるような事を進んでやるような男じゃないからだ。

けれど、これは可愛い女子達のためだ。俺はカルマの耳元で、

貴「一緒にやってくれたら、俺と一日デートという「やるよ！」」

木「うわ！カルマがいきなりやる気を出した！こええ！」

渚「何を言ったの？尭：：：」

貴「渚よ、世の女子のためには自分を犠牲にしなくちゃいけないこともあるんだ」

渚「意味の分からない事を言わないでよ。尭」

まあ、とにかく茶番は置いといて：：：俺は、磯貝、カルマ、前原を引き入れた。否、強制でやらせることにした。

奥「１、２、３、４：：：もう一人足りませんよ？」

不「５人目は誰にするの？」

貴「それはな：：：」

そう言って、俺は窓の方を向く。皆も一斉に俺と同じ方向に向いた。

するとそこに、

セ「Ciao, tutti!(こんにちは！皆さん)」

全ー貴以外「「「嘘だろ――ー―ー！」」」

窓を突き破って、俺らに向かって笑顔で挨拶をする。俺の部下、セルがやってきた。

皆は、割れた窓を見ながら唖然としている。

セ「え、俺なんかした？ボス」

貴「まあ：：：色々な」