ローゼンメイデン第1ドール『水銀燈』 ページ17
先輩「ごめんね。今日は用事が出来ちゃって」
貴「大丈夫ですよ、先輩。帰るときに戸締りをしてきますので」
先輩「ありがとう、有田さん」
放課後、一緒に図書当番をやっていた先輩が用事があって先に帰ってしまった。私は一人:::本に読みふける。
誰もいない図書室の中で:::夢の中で見た薔薇園の風景を思い出す。
貴「薔薇園か:::」
夢の中には自分がいたわけでもなく、金髪の少年とその父親らしき人:::私はその姿が『ローラン』だと感じていた。
けれど、それは私の憶測にすぎなくて:::本当にその少年が『ローラン』だったのかも思いつきにすぎなかった。
けど、私にとってあの夢はとても『懐かしい』と感じていた。それはまるで、昔に自分が体験したような感じ:::。
貴「フランス関係:::いや、人形の事が書いてある本とかあるのか「:::有田」?うわ!」
ジュ「:::やあ」
席から立とうとしていた所に、桜田君が前に立っていた。まさか、不登校中の桜田君が学校に来てるとは思わなかった。
不法侵入だけど:::いや、ここの学生だから別に不思議じゃないよね。
貴「何やってるの?図書室に調べもの?」
ジュ「:::お前、そこまで驚かないのな。緊張した俺が馬鹿だった」
貴「あ!ドールの事を調べに来たの?」
どうやら、桜田君がここに来たのはドールの事を調べるために来たらしい。私がその事を言い当てた事に驚いている。
貴「私もちょうど、ドールの事を調べようと思っていたから:::でも何故ここに?」
桜田君曰く、真紅がいきなり動かなくなってしまったらしくて:::ネジを巻いても起きないらしい。
私はまだ会った事はないが、ローゼンメイデンの第1ドール『水銀燈』との戦いの後だったらしく:::その原因を探しているらしい。
貴「その『水銀燈』って:::うぅ!」
ジュ「!?どうしたんだ?有田!」
私の頭の中に流れ込んでいくある:::『記憶』の映像。
水『あら、貴方:::お父様の:::』
?『君は?』
水『私はローゼンメイデンの第1ドール:::水銀燈よ』
そして私の頭痛は収まり、痛みから解放された。けれど:::これって、
貴「私:::水銀燈に会った事があるんだ」
ジュ「水銀燈に?」
私自身:::ではなく、他の誰かの姿で:::。
ローゼンメイデンと彼女の関係 ジュンside→←夢と君と好きということ 途中蒼星石side
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RIN - 蒼星石って女の子ですよね?あれ? (2017年12月10日 20時) (レス) id: a7bd376b17 (このIDを非表示/違反報告)
迷い少女 - 禁断の恋……グッジョブです!keitoさんナイスです!蒼星石私も大好きです! (2017年2月11日 21時) (レス) id: 5455d9796b (このIDを非表示/違反報告)
スズム - 私こんな小説まっていました!続きまってます (2016年9月3日 23時) (レス) id: f5753a9cbf (このIDを非表示/違反報告)
AYURI(プロフ) - keitoさん» (`・ω・´)ゝビシィ (2016年4月12日 17時) (レス) id: ec5663ae21 (このIDを非表示/違反報告)
keito(プロフ) - はい、読ませて頂きます<(_ _)> (2016年4月12日 17時) (レス) id: 5710870048 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:keito | 作成日時:2015年7月6日 17時