プッチンプリンが5つ ページ7
何が何だかわからない私。
もちろん有紗も開いた口が塞がらず
2人して無言になる。
「あーそうそうさっき大地が本城のこと探してたぞ」
なんて、何も無かったかのように話しかけてくる菅原。
「あ、え、そう?ありがとう」
「どういたしまして」
「A、私行ってくるわ」
「え?あ、うん。行ってらっしゃい」
動揺してる私にさらなる問題が起こる。
まって、二人っきりとか聞いてない。
「2人の邪魔してごめんな」
「え、あーうん。平気。」
なんて言いながら
豚キムチチャーハンを口に運ぶ。
「甘党のくせに随分美味しそうなの食べてるじゃん」
「え?あー豚キムチチャーハン?まぁー昨日の夜の余り物で作ったからあれだけど」
「え、木村が作ったの?1口俺にもちょうだい」
なんて、ほんと、、この人なんなの。
「あーん」
って、ほんと...この爽やかくん。
やってくれますよ。
「...どーぞ。」
我ながら今回は頑張ってるんじゃないだろうか。
「木村料理上手いな!」
なんて、ほんと。
心臓がうるさい。
「まぁ、中学から作ってるし」
「へぇ、凄いな木村は」
なんて、私の頭を優しく撫でる菅原。
無意識なのかなんなのか
ほんとにずるいよ。
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作者名:初春 | 作成日時:2019年8月18日 15時